予約した乗降ポイントをつなぐ最適ルートで船の発着に連動するAIオンデマンド交通「佐渡汽船シャトル」が実証運行を開始

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佐渡汽船株式会社(以下、佐渡汽船)株式会社みちのりホールディングス(以下、みちのりHD)佐渡地区ハイヤー協会、株式会社REA(以下、REA)および新潟県佐渡市は、2022年11月11日より、リクエスト型最適経路交通「佐渡汽船シャトル」の実証運行を開始すると発表した。

同シャトルは、佐渡市両津・国中の市街地エリアと両津港佐渡汽船ターミナルとの間を、佐渡汽船の船便に接続して11/11-12/18の期間運行する。

リクエスト型最適経路交通の可能性

利用者からのリクエストに合わせ、AIが車両の運行経路とダイヤを最適化して運行する「リクエスト型最適経路交通」は、従来のバス停付近に加え、システムの地図上に新たな乗降場所を設置し、より多くの乗降場所を利用できる仕組みである。

佐渡汽船シャトルは、船の出発・到着のタイミングに合わせて、両津港⇔佐渡島市街地エリアを運行する乗り合いの交通サービスである。

エリア内に設置された186か所の乗降ポイントのうち、複数の利用者からリクエストされた異なる乗降ポイントと両津港との間を、人工知能(AI)が計算した効率的なルートで運行する。

みちのりグループでは、会津乗合自動車(福島県会津若松市)や茨城交通(茨城県水戸市)においてリクエスト型最適経路交通の運用実績を積み重ねており、本実証運行にはその経験やノウハウが活かされているという。

実証運行の背景

新潟県「地域活性化リーディングプロジェクト」として佐渡汽船が事業委託を受けた本事業は、みちのりHDとの連携・佐渡市の協力をもとに実施されている。車両の運行は佐渡地区ハイヤー協会に加盟する6社が行い、予約受付・配車システムはREAが提供する。

航路利用者の増加と定着を目指す佐渡汽船と、島民および来島者からの新たな利用者の獲得を目指す佐渡島内の交通事業者が、AIによるオンデマンド交通の利便性と事業性の検証のために連携するとのこと。

佐渡汽船シャトルの特徴

■乗降場所
既存のバス停付近に98か所、その他旅館・ホテル・店舗等各施設に88か所の計186の乗降ポイントを設置
AIによってリクエストされた乗降ポイントと港を結ぶ最適ルートで船便ごとに運行する

■運行ダイヤ
両津港発着の船便に合わせて運行

■予約方法
専用サイトより乗船予定の船の日付と便を選び、乗降場所を選択することで簡単に予約可能。
乗客は発着予定の船と乗降ポイントを指定するだけで簡単に予約ができる

サービス提供ページ
https://www.sadotrico.jp/shuttle2022
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