AI・人工知能とは? 2020年のおもしろプロダクトまとめ21選 架空のバケモノ生成、1週間恋人になるアプリ、顔をディズニー風に変換など

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画像はUnsplashより

2020年は、人工知能(AI)がさまざまな企業や事業で導入・活用されはじめた1年だった。「作業工数が〇〇時間も削減した!」とか「単純作業はロボットに任せた!」とか「抱えている課題はよくわからないけれど、トップダウンでAIを導入した!」など、さまざまなニュースや事例があった。

そもそも「人工知能」とは?

人工知能とは、辞書には「学習・推論・判断といった人間の知能のもつ機能を備えたコンピューターシステム」と記されている(大辞林 第三版より抜粋)。

しかし、学術的な視点では「人工知能」という言葉は多義的であり、人によって捉え方が異なる。AIの定義は、専門家の間でも明確に定まっていないのが現状だ。

そんな人工知能について、網羅的にまとめた記事を作成したので、「人工知能について知りたい!」という人は今すぐ以下の記事をチェックしてくれるとうれしい!

AI(人工知能)とは結局なんなのか?

さて、この記事では「おもしろそう!」「こんなこともできるんだ!」「(良い意味で)なんだこれ!?」といった変わり種&おもしろプロダクトをまとめて紹介する。普段はあまりAIに関心がない人でも、「AIってなんかすごそう」と思えるようなサービスがあるはずだ(たぶん)。

2020年AIおもしろプロダクト

  1. スポーツ選手の“便”を解析すると、どの競技の選手か判別するAIが登場
  2. AIで人間を顔をゾンビに変える無料サイト、なかなかの怖さ……
  3. AIが「年収を上げる食事」を提案、仕事内容や生活習慣などを分析
  4. AIがアニメを高解像度に変換 HDは4Kに、フルHDは8Kに
  5. くら寿司、AIがまぐろを厳選する「極み熟成AIまぐろ」再登場
  6. AIが顔がタイプの人を表示するマッチングアプリ 事前モニターで最大10万円がもらえる
  7. Google、架空のモンスターを生み出せる無料ツール とんでもないバケモノを生み出してしまった……
  8. バウムクーヘンを焼けるAIオーブンが登場 職人と同レベルで
  9. 似合う髪型と似ている芸能人をAIが診断するアプリ、高校生が開発
  10. 6枚の写真のうち「本物の人間」は誰か? 正解は……
  11. 月収20万円は偏差値44.57、給与偏差値がわかるAI活用の求人サイトを試した
  12. 6枚の写真のうち「本物の人間」は誰か? 正解は……
  13. 「いいね」した相手の顔写真を分析、似ている人を提案するマッチングアプリ登場
  14. AIで写真を「ピカソ風」「ゴッホ風」に 変換は無料
  15. 世界初のAI恋愛ナビゲーションアプリ「Aill」 デート受諾率が8倍に
  16. AIが有名人との類似度を判定する無料アプリ、一般人にも対応
  17. AIで人間の顔をディズニー風に変換できる無料サイトが復活!
  18. 1週間恋人になれる大学生限定のアプリ、AIで数値が近い相手とマッチ
  19. 数学のテスト得点が9点アップ、AI先生を中学生向けの授業に導入 野田塾
  20. AIでディズニーのキャラを実写化! リアルなので見てほしい
  21. ビデオ会議で好きな画像に喋らせる無料カメラアプリ あらゆる人になりきれる

スポーツ選手の“便”を解析すると、どの競技の選手か判別するAIが登場

AuB(オーブ)株式会社は、アスリートの便(腸内環境)の解析データをAIに読み込むだけで、サッカー選手か否かを85%の確率で見分けられるようになったと発表した。ラグビー選手なら80%、長距離陸上選手なら50%の割合で識別できるそうだ。この研究結果によって、競技ごとに異なる運動習慣や食習慣が腸内環境に影響を与える可能性が示唆できるとしている。

AIで人間を顔をゾンビに変える無料サイト、なかなかの怖さ……

写真に写る人物をあっという間に、ゾンビにできる無料サイト「Make Me A Zombie!(メイク・ミー・ア・ゾンビ)」が話題になった。同サイトを使うと、『Crazy In Love』や『single ladies』などで有名なシンガーソングライターのビヨンセさん、『インデペンデンス・デイ』『アイ・アム・レジェンド』『アラジン』などで知られるハリウッド俳優のウィル・スミスさんも、見事にゾンビ姿に大変身してしまう。

AIが「年収を上げる食事」を提案、仕事内容や生活習慣などを分析

株式会社シグナルトークは、AIが年収を上げる食事をアドバイスするサービス 「WorkUp AI(ワークアップAI)」の正式スタートを発表した。食生活や仕事内容、仕事に影響する身体の症状などを、「はい」「いいえ」で回答する形式でカウンセリングすることで、現在の仕事のパフォーマンスや食生活、生活習慣を把握し、生涯収入、健康偏差値や余命、健康労働年数などをAIがシミュレーションする。

AIがアニメを高解像度に変換 HDは4Kに、フルHDは8Kに

株式会社ラディウス・ファイブは、AIによってアニメーションを高解像度に変換できるサービス「AnimeRefiner」を発表した。独自のAIモデルによって、アニメを縦横4倍のサイズに高解像度化できる。HDサイズのアニメなら4Kサイズ以上に、またフルHDのアニメなら8Kサイズにまで変換可能とうたう。

くら寿司、AIがまぐろを厳選する「極み熟成AIまぐろ」再登場

くら寿司株式会社は、回転寿司チェーン「くら寿司」において、「極み熟成AIまぐろ」が再登場すると発表した。ベテランの仲買人の目利きのノウハウを習得したAIにより、まぐろの尾の断面から品質を高精度で判定するアプリ「TUNA SCOPE(ツナスコープ)」を使用し、まぐろを厳選する。また、熟成を加えることで、うまみ成分を高めたという。

※販売はすでに終了しています。

AIが顔がタイプの人を表示するマッチングアプリ 事前モニターで最大10万円がもらえる

FACTO PTE. LTD.は、「顔がタイプ」かつ「予定が合う」人だけを表示するとうたう、AIマッチングアプリ「MORY(モリー)」の事前テストモニターを募集した。本アプリは自撮りするだけで、AIが自分の顔を好きな人だけを表示してくれる。また、好きな顔のタイプを登録しておけば、AIが好みな異性だけを表示する。さらに、直近3週間の予定を入れると、予定が合う異性だけ絞り込んで表示してくれる。

※事前テストモニターはすでに終了しています。

Google、架空のモンスターを生み出せる無料ツール とんでもないバケモノを生み出してしまった……

米グーグル(Google)は、AIを活用し、架空の生き物を作成できる無料ツール「Chimera Painter」を公式ブログで公表した。本ツールでは、頭は赤、口は青など、体の部位によって色分けしながら塗り絵感覚で落書きし、「TRANSFORM!」をクリックすると、あっという間に架空の生き物を作成してくれる。Ledge.ai編集部では、会社のメンバーに協力してもらい、同ツールで多種多様なモンスターを生み出してみた。気になる人は以下の記事をクリックしてほしい。

バウムクーヘンを焼けるAIオーブンが登場 職人と同レベルで

株式会社ユーハイムは、アバターイン社と共同開発したバウムクーヘン専用AIオーブン「THEO(テオ)」を販売開始すると発表した。THEOは、職人が焼く生地の焼き具合を、各層ごとに画像センサーで解析。AIに技術を機械学習させてデータ化し、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼き上げられるという。

似合う髪型と似ている芸能人をAIが診断するアプリ、高校生が開発

株式会社アースホールディングスは、写真を撮るだけで、AIが似合う髪型と似ている芸能人を診断するアプリ「AI STYLIST」をリリースした。スマートフォンのカメラで写真を撮るだけで、顔立ちや顔型をAIが分析し、似合う髪型を提案するサービスだ。男女どちらにも対応している。なお、本アプリで特筆すべき事項は、開発したのが現役高校生の早川尚吾君と庄司隼介君のふたりという点だろう(敬称はプレスリリースのママ)。

6枚の写真のうち「本物の人間」は誰か? 正解は……

イメージナビ株式会社と、京都大学発のAIスタートアップである株式会社データグリッドは、写真に写る6名の女性のなかから「1名だけ存在する実在の人物」を当てるというキャンペーンを実施した。一見すると、だれも実在の人物のようだが、実は6名のうち5名はAIが作成した架空の人物なのだ。Ledge.ai編集部では、イメージナビに正解を問い合わせてみた。結果が気になる人は以下の記事をクリックしてほしい。

※キャンペーンはすでに終了しています。

おいしい鯖を養殖するためにAIやIoTが使われている

KDDI株式会社は、「鯖、復活」養殖効率化プロジェクトに関して2019年の成果と新たに開始した取り組みについて発表した。このプロジェクトは2017年からKDDIと小浜市などが産学官連携して進めている。IoTセンサーやAIを活用したのは2019年から。センサーで取得したいけすの水温、酸素濃度、塩分などのデータをAIを使って分析し養殖におけるノウハウのマニュアル化に取り組んだ。魚が食べたいときに食べたいだけ自発給餌するシステムや、水中カメラによる魚体サイズの推定にも取り組んでいる。

月収20万円は偏差値44.57、給与偏差値がわかるAI活用の求人サイトを試した

株式会社Glovalと株式会社1st Classは、現在の自分の給与偏差値がすぐにわかるサイト求人データ・分析サイト「HelloWork+」を提供開始した。Ledge.ai編集部が同サイトにさまざまな数字を入力してみたところ、「全国/フルタイム」においては、給与偏差値50は月給23.5万円に当たるとのことだった(2020年9月7日現在)。そのほか、結果が気になる人は以下の記事をクリックしてほしい。

「いいね」した相手の顔写真を分析、似ている人を提案するマッチングアプリ登場

株式会社リンクバルは、マッチングアプリ「CoupLink」で、AIを活用して好みの異性をレコメンドする新システムの実証実験を開始すると発表した。この実証実験は関東在住の人が対象になる。このシステムは、これまでに「いいね」を送信した人の顔写真をAIを用いて分析・学習し、「いいね」を送信した人と近しい写真の人をレコメンドするものだ。

AIで写真を「ピカソ風」「ゴッホ風」に 変換は無料

株式会社ラディウス・ファイブ(RADIUS5)は、AIツールのプラットフォーム「cre8tiveAI」に、AI「Enpainter(エンペインター)」を追加したと発表。自分が保有する写真をEnpainterにアップロードするだけで、パブロ・ピカソやフィンセント・ファン・ゴッホ、エドヴァルド・ムンクなど有名画家風の絵画画像に変換できる。

世界初のAI恋愛ナビゲーションアプリ「Aill」 デート受諾率が8倍に

株式会社AILLは、世界初とうたうAIを活用した恋愛ナビゲーションアプリ「Aill(エール)」の事前登録を関東圏中心で開始した。本アプリは、福利厚生に導入した企業の独身社員のみ利用できる。社外で相性の良い異性を、毎月30名程度紹介してくれる。なお、デートに誘った場合の受諾率はAIナビゲーションがない場合に比べ、10.3%から88.0%と8倍を達成している。

AIが有名人との類似度を判定する無料アプリ、一般人にも対応

App Factory株式会社は、AIで自分の顔に似ている有名人を診断する無料アプリ「そっくりさん」に、任意の人物同士で顔の類似度を測定できる機能を追加した。診断結果はパーセント(%)表示に加え、S級、A級、B級、C級など、わかりやすく表示する。同アプリの対応OSはiOS 11~およびAndroid 6.0~。新機能はiOSのみで利用できる。

AIで人間の顔をディズニー風に変換できる無料サイトが復活!

写真に写る人物をあっという間に、ディズニー顔に変換できる無料のウェブサイト「Toonify Yourself!」がユーザーの寄付による支援で復活を果たした。「Toonify Yourself!」を使うと、『シザーハンズ』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで有名なジョニー・デップさん、『タイタニック』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』などで知られるレオナルド・ディカプリオさんの顔がディズニー風になる。

1週間恋人になれる大学生限定のアプリ、AIで数値が近い相手とマッチ

株式会社FOR STUDENTは、「1週間の恋人体験」を軸とする、大学生限定のオンラインマッチングサービス「Gakukoi(学恋)」β版をリリースした。AIの学習データなどをもとに、最適な相手との出会いの機会を創出するという。従来のマッチングアプリでは容姿が優れた人のみにマッチが偏る傾向があったが、collonは男女平等な恋愛体験を実現するとうたう。

数学のテスト得点が9点アップ、AI先生を中学生向けの授業に導入 野田塾

atama plus株式会社と株式会社野田塾は、集団授業とAI先生「atama+(アタマプラス)」の組み合わせにより、成績向上への効果を確認できたことを発表した。中学生約900名を対象に、2月と7月に各中学校で実施された数学の定期テストの得点を調べ、atama+受講者層と非受講者層の得点の伸びの平均を比較すると、非受講者層に対して、atama+受講者層は+4.9点上回った。また、atama+受講者層のうち、400分以上atama+で学習した層については、非受講者層に対して得点の伸びの平均が+9.0点上回った。

AIでディズニーのキャラを実写化! リアルなので見てほしい

Instagramアカウント「toyboyfan(トイボーイファン)」は、AIを活用し、ディズニーの有名キャラクターたちを実写化するプロジェクト「In real life」を開始した。日本でも254.7億円の大ヒットを記録した『アナと雪の女王』からは、エルサ、アナ、クリストフ、ハンス王子が実写化されている。残念ながら、陽気な雪だるまのオラフの姿はないものの、個人的にはクリストフの少しとぼけたような表情が見事だと感じる。

ビデオ会議で好きな画像に喋らせる無料カメラアプリ あらゆる人になりきれる

株式会社EmbodyMe(エンボディーミー)は、AIにおけるディープラーニング(深層学習)技術を活用し、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議であらゆる人になりきれるバーチャルカメラアプリ「xpression camera(エクスプレッションカメラ)」を無料配信したと発表。ビデオや画像でも1枚用意するだけで、その中の人の表情を自分の表情で乗っ取って、リアルタイムに動かせる。たとえば、自分のスーツ姿の画像を使えば、すっぴんや寝巻き姿でZoom会議に臨めるという。