金属球面を高精度研削 φ200mm ワークの着脱を自動化!-共立精機株式会社-

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株式会社スギノマシン
IoT対応のワーク自動搬送付き大型複合研削盤を開発。「MECT2021」に参考出展。

株式会社スギノマシンのグループ企業で、レンズ加工機の総合メーカーの共立精機株式会社(栃木県宇都宮市、代表取締役社長:岡島英昭)は、複合研削盤“MNV4-400”にスギノマシン製コラムロボットを連結し、大型ワークの着脱から搬送まで自動化した機種を開発しました。対象ワークは光学レンズだけでなく金属部品にも適用。コラムロボットの採用で省スペース化を実現し、狭いエリアでも重量物の自動搬送が可能となりました。



▲ 左:(株)スギノマシン製 コラムロボット、右:複合加工機 MNV4-400


▲ ワーク(φ200mm×130mm)を搬送



▲ カップ砥石による球面加工

◆開発の経緯
 日本国内における「モノづくり」は、海外と差別化するため高精度化・複雑化していて、さらに、従来の大量生産から多種少量生産にシフトしています。
 そこで共立精機は、特に多種少量生産が大部分を占める大型ワークをターゲットに、ワンチャックで球面・平面・外面加工ができる複合研削盤“MNV4-400”を開発しました。
開発した研削盤はATC装置と砥石測定機およびワーク計測機能を備えていて、複数の工程を1台でこなすことで、リードタイムを大幅に短縮することができます。
 一方、大型部品の研削加工では、加工機へのワークの搬送や着脱が課題となります。そこで、省スペースで重量物でもスムースに搬送できるスギノマシン製コラムロボットを連結し、搬送から加工まで自動化しました。

◆ATC装置による砥石自動交換
 最大8本の砥石が搭載できるATC装置を装備していて、球面や平面などの粗加工と仕上げ加工、さらに、面取り加工など複数の工程をワンチャックで行うことができます。ATC後の砥石の振れ精度は2μm以下で高精度加工を実現。なお、ATC装置は砥石ストッカとして使用可能で、段取り替えを行う毎に砥石を準備する必要はなく、段取り作業が軽減できます。

◆砥石測定装置による高精度研削
 共立精機が2017年度に開発した砥石測定装置「エッジスキャナ」を機内に搭載。これまで、砥石交換する毎に作業者が行っていた砥石形状(直径・長さ)測定やNC装置への数値入力が不要となり、ヒューマンエラーが解消され、段取り作業が大幅に軽減できます。
 「エッジスキャナ」による非接触自動測定で、球面加工におけるカップ砥石の旋回角と座標が正確に設定できるため、初回から高精度な球面仕上げが可能で、曲率誤差が生じたり、中心部にヘソ(微細な突起)が残る問題も解消されます。

◆ワーク測定機能
 機内測定用の高精度タッチプローブを装備していて、ワークを機械から外すことなく、加工前・加工後のワークの厚みや直径の測定が可能です。

◆大型ワークの自動搬送
 スギノマシン製コラムロボット・CRb050Vを採用。省スペースで最大50kgの可搬能力があり、狭いエリアでもスムースに重量物を搬送することができます。
 スギノマシンのコラムロボットについてはこちら:
 https://www.sugino.com/soshiki/1/news211007.html


◆販売



◆MNV4-400機械仕様




◆CRb050V(垂直形)ロボット仕様




◆主な用途
光学レンズ(カメラレンズ、ステッパーレンズ 他)
油圧部品(シリンダブロック、バルブプレート 他)
自動車部品 等


◆外観図(MNV4-400 自動化仕様 参考)


◆会社概要(株式会社スギノマシンのグループ会社)
■会社名:共立精機株式会社  ■代表者:代表取締役社長 岡島 英昭
■本社所在地:〒321-0145 栃木県宇都宮市茂原一丁目2番19号
■TEL:(028)654-1221    ■創業:1950年11月10日
■事業:工作用機械機器および関連部品の製造、販売
■URL:https://www.kyoritsu-seiki.co.jp
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