株式会社トリプルアイズは、丸紅株式会社、国立大学法人信州大学と共同で10月11日より、信州大学松本キャンパスで顔認証システムを活用した出席管理の実証実験を開始したことを発表した。
実証実験について
今回の実証実験は、2022年10月11日からの6カ月間、信州大学キャリア教育・サポートセンターで「キャリア形成論II」など講義、就活イベント「大しごとーく in 信州 2022(2022年11月12日予定)」での入退場管理と当日のバスでの乗降確認にて行われるもの。教室後方の出入口に、検温機能とAI顔認証による本人確認機能を搭載した「AIZE Education(アイズエデュケーション)」を設置する。これまでのQRコード読み込みによる出席確認から顔認証に移行することで、成りすまし防止や検温による感染対策が可能だ。オンラインで授業に参加する場合は、スマートフォンのカメラを使い出席確認が可能だという。
教室への設置に先立ち、2022年10月11日の第1回目の授業では、AI活用についての講義が行われ、本人の顔登録を兼ねたAI技術体験会も実施されたという。
AIZEとは
AIZE は、顔認証、画像認識を行うソリューション。流通小売業を中心に店舗や工場など、業種・業態を問わずサービス提供を行っている。なかでも顔認証については、正面静止画像であれば認証率99%超という高精度を誇るという。AIZEは豊富なサービスレイヤーを備え拡張性に優れており、既存システムに即したカスタマイズも可能だ。
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