AIで約200種類の架空ポケモンを自動生成 完成度の高さが話題に

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米BuzzFeedでデータサイエンティストを務めるMax Woolf氏が手がけた、AI(人工知能)を使って自動生成した架空のポケモンの画像約200種類が話題になっている。

今回公開した画像はすべて、「ポケットモンスター」公式の画像を学習したAIによって生成されている。Woolf氏は自身のTwitterアカウントにおいて、これらの画像の制作について「すべてのポケモンの画像を眺めてから、自分で生成するように指示した。その結果がこちらだ(冗談ではなく、本当にそうして作った)」と述べた。

>>Max Woolf氏のTwitterアカウントでの投稿

今回の画像生成に用いたのは「DALL·E(ダリー)」のロシア語版「ruDALL-E」だ。DALL·Eは​​言葉を入力するだけで、それっぽいイラストや写真を生成できるニューラルネットワークだ。「鏡に映ったサングラスを見つめるピカチュウ」や「チュチュを着て犬を散歩させる大根の赤ちゃん」といった言葉を入力すると、それらの言葉にふさわしい画像を自動生成する。

>>Max Woolf氏のTwitterアカウントでの投稿

Woolf氏はほかにも、初代ポケットモンスターで登場する151匹のポケモンの画像のみでruDALL-Eをトレーニングした場合や、1枚のピカチュウの画像だけでトレーニングした場合など、さまざまな試みを実施している。