AIで自動かつ高速に帳簿を仕分ける「Elastic Sorter」をAI Insideが発表

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「Intelligent OCR」などAIプラットフォームを提供するAI Insideが、帳票を高速で振り分ける新製品「Elastic Sorter」を発表しました。

OCRの前段階の仕分けを自動かつ高速にする

「Elastic Sorter」は、これAIプラットフォーム「DX Suite」内の1製品。請求書や納品書といった、業務中に取り扱うあらゆる文書や帳票の特徴をAIによって自動・高速で仕分けし、AI InsideのAI-OCRツール『Intelligent OCR』へもシームレスに連携でき、そのまま帳票の内容を読み取ることができるそう。

プレスリリースによると、下記の3つが強みだといいます。

AIベースによる高度な仕分け

これまでは、帳簿を仕分ける際に、従来の特定座標の読み取りや罫線等の位置情報によって設定されたロジックでは、スキャン時に発生する細かな違いに対応することができなかったそう。

そのため、Elastic Sorterでは帳票全体の特徴量をもとに帳票種類を判断することで、先ほど挙げた問題点を解決し正確な仕分けをおこなうとか。人の経験や勘に左右されることがないAIの公平性によって、高い精度を保っているといいます。

圧倒的なスループット

処理能力の速さも強みだそう。精度が高いことは重要ですが、実際に業務に取り入れて膨大な種類の帳票を処理していくことを考える上で、処理の速さは欠かせません。

Elastic Sorterは、実証実験で「0.5秒/枚」記録しており、これを1日で処理できる帳票の数に換算すると、約60,000枚になります。さらに並列処理をおこなうことで大量の帳簿に対応することができるそう。

人間がこの作業をおこなうことを考えるとかなりの時間がかかるのは自明。大幅な業務改善へとつながりそうです。

快適なユーザー体験

また、AI Insideが提供するOCR製品「Intelligent OCR」と同様シンプルなUI/UXも強みのひとつ。こういったツールを入れる際、導入の敷居の低さは必須。「誰でも今すぐ」使えるといった点はありがたいです。

OCR実際に業務で取り入れるためには高い読み取り精度が必要となってきますが、OCR自体の精度を上げるだけでなく、OCRをおこなう前の仕分けの部分の精度を上げれば、それはOCR側の精度を上げることにもつながります。今後の同社の製品にも要注目です。


Source:AI inside、新製品「Elastic Sorter」の提供を開始