松尾豊氏監修のAI基礎が3000円に!今月の人工知能ニュース8選

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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げるAI(人工知能)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべき、2月掲載のAIに関するニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

松尾豊氏が監修した人工知能基礎 2万5000円が3000円に引き下げ

株式会社zero to oneは2月1日、東京大学大学院工学系研究科 教授の松尾豊氏が監修したオンライン教材「人工知能基礎(学習期間60日間)」の定価を従来の2万5000円から3000円に改定した。また、行政職員向けに「人工知能基礎」の無償提供プログラムを開始する。同プログラムの対象は国家公務員法あるいは地方公務員法上の一般職の人。

「人工知能基礎」は、AIの歴史も含めた基本知識から、知識表現、自然言語処理といった概念、さらには機械学習やディープラーニング(深層学習)の基本知識まで、AIに関する基礎を幅広く網羅したとうたう教材。ビデオ教材、監修インタビュー、確認テスト(すべてオンラインで完結)で構成されている。

グーグル、有名なAI研究者をまたも解雇「私は完全に消され、チームは奪われてしまった」

米グーグルを解雇されたティムニット・ゲブル氏とマーガレット・ミッチェル氏に代わり、新しくトップに就任したマリアン・クローク氏

米グーグル(Google)の倫理的AIチームを務めるマーガレット・ミッチェル(Margaret Mitchell)氏は2月19日、自身のTwitterアカウントで同社に「解雇された」とツイートした。Twitter上では同情の声や、今後の活動を応援する声が寄せられている。

グーグルと言えば、同じく倫理的AIチームの共同リーダーを務めるティムニット・ゲブル(Timnit Gebru)氏が現地時間2020年12月2日、自身のTwitterアカウントで、同社に解雇を通告されたと明らかにし、大きな波紋を呼んだばかりだ。

AWS、機械学習のスキルが身につくトレーニングや認定試験情報を掲載する日本語サイト

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(Amazon Web Services、AWS)は、機械学習のスキルを身につけられるとうたうトレーニングや「AWS 認定試験」の情報を掲載する「AWSで機械学習をマスターする」日本語版ページを公開した。

同ページに掲載しているトレーニングは、機械学習、AI、ディープラーニング(深層学習)をビジネスに応用し、新しい分析情報や価値を手に入れる方法について学習できるというもの。65以上のデジタルコースを利用できる。価格は無料のものが多い。

新型コロナワクチン接種時期をAIで予測、目黒区在住の24歳は5ヵ月〜7ヵ月以内か

株式会社JX通信社は2月15日、ニュース速報アプリ「NewsDigest」の特設ページ内に、16歳以上の全国民の新型コロナワクチン接種スケジュールをAIで予測する「新型コロナワクチン接種予測」機能を開始した。年齢や居住する地域などを入力すると、それぞれ接種の機会が回ってくる時期を判定できる。価格は無料。

目黒区在住の24歳で、職業はその他、基礎疾患はなしに該当する私の場合は、5ヵ月〜7ヵ月以内に摂取の機会がくると予測されている。目黒区全体のうち、約34%〜100%の進捗時点での摂取になると見られる。

富士通、1つの教師データをもとに作業を検出 精度は90%以上

株式会社富士通研究所は2月18日、製造業などの作業現場における一連の作業映像から、「部品を取る」「ねじを締める」「カバーを取り付ける」など、個別の要素作業を自動検出する技術を開発したと発表。

従来、工場などの作業現場では、作業員が作業している様子を撮影し、その映像から各要素作業における問題点の洗い出しおよび改善を実施し、生産性や品質の向上を図っていた。しかし、映像から各要素作業にかかる時間を取得するために、手作業で各要素作業の区間を分割する必要がある。たとえば、20分の映像に対して1時間以上の時間がかかるなど、実際の映像時間に対して数倍から数十倍の工数がかかることが課題だったという。

Pythonやデータサイエンティスト入門が無料に

経済産業省は、AIやデータサイエンスなどのデジタルスキルを学べる、無料オンライン講座を紹介する「巣ごもりDXステップ講座情報ナビ」を公開している。同サイトに載っている無料の学習コンテンツのなかから、AIおよびデータサイエンス関連の入門講座を5つ抜粋して紹介する。

スキルアップAI株式会社が提供する「機械学習のためのPython入門講座」では、Pythonプログラミング未経験レベルから、scikit-learnを用いて機械学習モデルを構築できるようになることを目指せるという。環境設定、Pythonの基礎文法、データ整理のためNumpy/Pandasなどの入門スキルはもちろん、データ可視化、前処理、モデル構築の基礎スキルまでを習得できるとのこと。

AIがペットの顔写真から病気を予測 トイ・プードルでは70%の精度を発揮

アニコム ホールディングス株式会社は2月5日、学習済みモデルを用いてペットの顔写真から病気を予測する疾患予測システムとその疾患予測方法について、世界初とうたう特許を日本で取得したと発表(特許第6734457号)。

今回取得した特許は、AI技術を用いることで、ペットの顔写真のみから一定期間内に眼や耳、皮膚疾患といった病気にかかるかどうか予測できるというものだ。

PythonやJavaScriptを対象としたクロスプラットフォームのアプリを構築できる「Haxe 4.2.0」

Haxeは現地時間2月9日、モジュールレベルのフィールド、”クラシックな”抽象クラスと関数など、多くの機能を追加する「Haxe 4.2.0(ヘックス)」をリリースしたと発表。そのほか、最適化、改善、バグ修正も実施したという。

「Haxe」は、オープンソースの高級プログラミング言語。「Python」「JavaScript」「C++」「C#」「Java」「JVM」「Lua」「PHP」「Flash」をターゲットとしたクロスプラットフォームのアプリケーションを構築し、各プラットフォームのネイティブ機能にアクセスできる。

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