AI作成ツールが月額2980円に:人工知能ニュースまとめ12選

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日々、目まぐるしく進化、発展を遂げるAI(人工知能)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。





プロ野球西武ライオンズ、AIが本拠地ドームの駐車場代を価格設定

株式会社西武ライオンズは2月20日、2020シーズンからオープン戦を含むメットライフドーム一軍公式戦開催日に、メットライフドームの一部の駐車場において「ダイナミックプライシング」を導入することを発表した。

対象は、当社が運営するメットライフドームエリアの4箇所の駐車場のうち、約430台が入庫可能な2箇所の駐車場。

AIが試験中のカンニングを自動検知、受験者の不審な動きを見破る

高校や大学の入学試験、国家資格などの試験においてスマートフォンによるカンニング行為がたびたび話題になる。

試験におけるカンニング対策のために、株式会社ユーザーローカルは2月18日、カンニング自動検知AIの開発を発表した。

視線推定AI・姿勢推定AI技術によって、受験者の視線の異常、頭部や手の動きの異常を検知する。使用にあたっては、エッジ端末とWebカメラを試験会場に設置するだけ。試験官の「監視する」という仕事を手助けするのはもちろん、不正行為を疑われた受験者をいわれのない疑いから保護するという効果も期待できる。

手持ちの服から今日のコーディネートをAIが提案、購入履歴を活用

イオングループの株式会社コックスは2月25日、株式会社STANDING OVATIONが運営するスマートフォンアプリ「XZ(クローゼット)」をコックス公式オンラインストアに導入した。

コックスのクローゼットを活用すれば、購入した商品に何を合わせたらいいかわからない方や、いつもコーディネートがマンネリ化してしまう方などの悩みを解消できる。

また、全国のコックスグループ各店と公式オンラインストアで使える「COX MEMBERS CLUB」の会員の場合、過去にコックス公式オンラインストアで購入された商品からコーディネートの提案も可能だ。

「意外と簡単にできた」高校生がAI開発、快適な学校生活を目的に

AI開発ベンチャー企業・株式会社グリッドは2月3日から19日までの約2週間にわたって、ルークス高等学院の高校生へのAIモデル開発特別授業を実施した。

グリッドが実施した授業の目的は、「AIがどのようなテーマに対し活用できるか」「どのようなデータを用意する必要があるか」についての勘所を一連の開発を通して学んでもらうことだ。

開発作業では、学校生活を送るうえでの課題を洗い出し、それを解決するAIモデルのテーマを決定。さらに、AIに学習させる為の画像データの収集、アノテーション、アルゴリズムの選定、学習、そして一連の流れを高校生が挑戦した。

プログラミング不要の個人向けAI開発環境、価格は月額2980円

株式会社MatrixFlowは2月26日に、プログラミング不要のAI構築プラットフォーム「MatrixFlow」に個人ユーザー向けのプランを追加した。

MatrixFlowは「必要なものはマウスとブラウザのみ」とうたうほど、非常に手軽なAI開発環境サービスだ。もともと、法人向けプランを用意していたが、一部機能を低価格化し個人向けに提供することになったそうだ。価格は月額2980円(税別)。

東芝が世界初のAI技術を開発、家電だけで音声・話者を同時に認識

株式会社東芝は2月20日、キーワード検出と話者認識を同時に処理するAI技術の開発を発表した。

東芝が開発したのは、「ネットワークに接続していなくてもエッジデバイス上で」キーワード検出と話者認識を同時に処理するAI技術だ。音声キーワード検出や話者認識を家電製品で利用するにはネット接続などが必要だったが、東芝が開発したAI技術なら、ネット非接続でも利用できるのでより使い勝手が良くなると予想される。

青森県では高齢者がAI日本語アノテーション業務を始める

東京都に本社を置く株式会社ライトカフェは2月26日、青森県にあるサテライトオフィス 青森事務所で3月2日から「シルバー人材」によるAIアノテーション業務を開始することを発表した。

ライトカフェ社では、アノテーション業務の一部をオフショアで実施していた。視覚で判断できる画像アノテーションは実施しやすい反面、日本語を用いるテキストアノテーションは、言語の違いなどから難易度が高いとされていた。

そこで、シルバー人材に業務を担ってもらうことで、オフショアでは苦手だった日本語アノテーションをカバーしていく。

イベント続々中止、コロナウイルスへのAI活用企業の対応は?

AIを活用する各社が新型コロナウイルスへさまざまな対策を進めている。

たとえば株式会社JX通信社では、新型コロナウイルスの、国内外の感染者数速報や企業の対策動向などをAIで収集する特設ページをFASTALERT上に開設した。

リアルタイムな感染者数推移グラフ・マップ、企業の新型コロナウイルス感染症対策の最新情報や、海外のコロナウイルス関連の速報、行政や有識者などの発信を得られる。

農家の所得向上が目的、牛の死産率を低下させるAIに期待が高まる

エコモット株式会社によって、株式会社オックス、株式会社トップファーム、北見工業大学らと共同で、牛の分娩時兆候である陣痛をAIによる画像解析で検出し、アラートを出すシステムを構築したと2月26日に発表した。

発表されたシステムは、IPカメラから送られてくる映像をエッジAIカメラで処理をしている。そこから画像解析結果を夜勤担当者などにメールでアラートを発信する仕組みだ。

AIプログラミング学習を小中高生向けに無料提供

AI Academyは全国の小中高生徒対象に、AIプログラミング学習サービスを1ヵ月間無料提供すると、代表である谷カズノリ氏のTwitterアカウント(Twitter)で発表した。

利用できるのはAI Academyの全コンテンツで、Python、機械学習、ディープラーニング、量子コンピューター、ブロックチェーン、JavaScriptなどを学べる。

レジなしローソンが川崎に出店、購入は自動決済で店員は品出しのみ

ローソンは2月26日~5月25日までの期間、商品を店から持ち出すだけで自動決済できる実証店舗を出店している。場所はローソンと技術協力する富士通の開発拠点「富士通新川崎テクノロジースクエア」の内部で、同社の社員のみが利用できる。

店舗従業員は商品の品出しだけを担当し、レジ業務は一切行わない。

人口減少によって人手が足りないのは小売業にとって大きな課題である。無人レジを導入することでピーク時間帯のレジ対応業務をなくし、品出し効率を良くして機会ロスを削減する狙いがある。

AIを搭載する下肢麻痺リハビリ支援ロボット、トヨタ自動車が開発

トヨタ自動車は昨年11月に脳卒中などによる下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット「ウェルウォークWW-2000」を発表していた。そして、2020年2月から納入を開始している。

このウェルウォークWW-2000には、患者が継続的にリハビリテーションに取り組めるような機能が搭載されている。その機能の一部にAIが使われていることが、2月21日に株式会社ネクストシステムから発表された。

株式会社ネクストシステムが発表したのは、ウェルウォークWW-2000に患者の姿勢が正しい位置にあるかどうか確認するために「VisionPose」が採用された、ということだ。