総務省、無料データサイエンス入門:人工知能ニュースまとめ10選

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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げる人工知能(AI)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

AIの基礎と開発プロジェクトの進め方を学べる無料講座、週1時間程度で

オンライン講座サイト「gacco(ガッコ)」では3月12日から、「AIの基礎と開発プロジェクトの進め方」が開講される。受講料は無料。

本講座では、AIに関する基礎情報から、実際にAI開発プロジェクトを進める際のポイントまで、初心者でも理解しやすい平易な言葉で解説するという。

Pythonが1位、学びたい言語ランキングをオライリーが公表

米オライリー(O’Reilly)は1月25日、オンライン学習の人気プログラミング言語ランキングにおいて、「Python」が1位に輝いたと公表した。Pythonは昨年比で27%も増加し、圧倒的な人気を見せつけた。

同ランキングでは、2位は「Java(昨年比で3%減少)」、3位は「C++(昨年比で10%増加)」、4位は「C(昨年比で12%増加)」、5位「JavaScript(昨年比で40%増加)」だった。

富士通、人の集中度を推定するAIを開発 精度は85%以上

株式会社富士通研究所は3月1日、人がさまざまなタスクを実行しているときの集中度を表情筋の動きの変化から、集中時・非集中時の顔面の状態の違いとして検出することで高精度に捉え、定量化できる集中度推定AIモデルを開発したと発表。

従来、AIを活用して集中度を定量化するモデルは、eラーニングなど特定のタスクを実行している人の表情や振る舞いを学習することで作成していた。しかし、表情や振る舞いは、従事するタスクや育った文化的背景により異なるため、作成したモデルは個別のモデルとならざるを得ない。さまざまな場面に応じて個別にAIモデルを開発する必要があったという。

総務省、無料の社会人データサイエンス入門を再び開講

総務省は2月25日から、将来の経済成長を担う“データサイエンス”力の高い人材育成のため、データサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」の受講者を募集開始した。入門編として、統計学の基礎やデータの見方・データの取得方法などを学べる。開講は5月18日を予定している。登録料および受講料は無料。

本講座のコースは4つの部分に分かれている。第1週では、社会でデータがどのように活用されているかについて、実際のデータを用いた分析事例を紹介する。第2週では、データを理解し、分析する際に必要な統計学の基礎について学ぶ。第3週では、日ごろ目にすることの多いデータの見方について学習する。第4週では、誰もが入手可能な公的統計データをインターネットで簡単に取得する方法について説明してくれる。

AI翻訳のロゼッタ、全社員に「英語禁止令」発令「英語は本業の能力とは何の関係もない」

AI翻訳を手がけるロゼッタグループは3月1日付けで、AI翻訳の性能向上を受け、全社全社員に対して英語を話すことを全面禁止する「英語禁止令(外国語禁止令)」を発令した。勤務中に日本人社員が英語を話すことに加え、外国人社員が日本語を話すことも一斉に禁止するとしている。

ただし、本当にネイティブ並みに話せる社員もいるため、代表承認を得ることで外国語を話すことを例外的に許可する。該当者は外国語使用許可を申請する必要がある。後に言及するが、SNS上ではこのような極端な対応に批判の声も見受けられる。

ヤフーとLINEがついに経営統合「やるんだ。AIの力で」決意を表明

Zホールディングス株式会社とLINE株式会社は3月1日に経営を統合し、ヤフー株式会社とLINE株式会社がグループ企業になった。

今回の経営統合に際し、両社は3月1日の新聞各紙に決意表明を掲載した。一部抜粋すると、「やるんだ。インターネットの力で。」「やるんだ。AIの力で。」「やるんだ。この閉塞感に」「風穴を開けるのは私たちだ。」「絶対にやるんだ。」と記されている。

無料でデータ分析の基礎を学べる統計学講座 滋賀大学データサイエンス講師などが担当

オンライン講座サイト「gacco(ガッコ)」では4月14日から、「統計学Ⅰ:データ分析の基礎」が開講される。受講料は無料。

本講座では、データ分析の基礎を学習できる。具体的には、身近なデータの具体的な例をあげながら、その種類の違いを理解し、それぞれに適した処理法やグラフ・表による整理の方法を教えてくれる。また、データが持つ特徴やデータ間の関連性を説明するために、数値を用いたデータの要約の方法を学べる。

ヤフーとLINE経営統合 AI人材は5年で5000人増「世界をリードするAIカンパニーへ」

Zホールディングス株式会社とLINE株式会社は3月1日、経営統合が完了したことを正式に発表。ヤフー株式会社とLINE株式会社がグループ企業になった。

戦略方針説明会では、Zホールディングス株式会社 代表取締役社長Co-CEO(共同最高経営責任者)の川邊健太郎氏が「AIをキーテクノロジーに各領域を力強く成長させるため、5年で5000億円を投資します。また、AI人材は5年で5000人増員します」と明かす場面があった。

AIで写真から漫画やアニメの線画を生成 1時間以上の作業が1分程度に

株式会社ラディウス・ファイブ(RADIUS5)は3月2日、AIプラットフォーム「cre8tiveAI(クリエイティブAI)」に、写真から漫画やアニメ、デザイン素材向けの線画を生成するAI「Line Drawer(ラインドロワー)」を追加したと発表。PCやスマホを利用するスキルがある人であれば、誰でも写真から線画を生成できるとする。

「Line Drawer」は漫画制作の課題をもとに研究・開発したという。一般的に漫画の制作では背景や挿絵のクオリティが漫画のクオリティに大きく影響する。背景や挿絵の制作はイメージしている絵を一から書き起こしたり、写真から必要な線だけをトレースしたり、3Dモデルで空間を作って線画に変換したりといった手法で制作されているが、いずれも時間がかかる。

経産省「AI・データサイエンス人材育成に向けたデータ提供に関する実務ガイドブック」公開

経済産業省は3月1日、AI人材の育成を支える企業などの取り組みを促進するため、実務上有用と思われる事項をまとめた「AI・データサイエンス人材育成に向けたデータ提供に関する実務ガイドブック」を公開した。

経済産業省は同ガイドブックの策定にあたり、「AI人材育成のための企業間データ提供促進検討会」を開催。AI人材の育成に役立つ取り組みのうち、3以上の関係者間でのデータの授受をともなうものについて、教材の基礎となるデータの提供と受領、利用にともなう論点について整理・検討をした。同ガイドブックはこれらの内容をまとめたものだ。

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