SNSでの新型コロナのデマを監視:人工知能ニュースまとめ10選

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日々、目まぐるしく進化、発展を遂げるAI(人工知能)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。


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エイプリルフールに乗じる新型コロナウイルス嘘情報 SNS監視強化の必要性

株式会社Specteeは3月30日、来る4月1日の「エイプリルフール」に備え、新型コロナウイルス関連のデマ情報の拡散状況を監視する体制を強化すると発表した。SNS等でのデマ情報の拡散状況を監視し、リスクの高いデマ情報は、リアルタイム危機管理情報サービス「Spectee(スペクティ)」を使って、報道機関や官公庁、自治体などへ迅速に伝達する。

リアルタイム危機管理情報サービスのSpecteeは、AI技術を活用し、SNS等をリアルタイムに収集・解析し、災害や火災、事故、事件などの緊急性の高い情報、感染症や企業のBCP対応などのリスク情報を配信するクラウドSaaSだ。国内企業300社以上、自治体や官公庁などでは40以上の組織で活用されている。

東海コープ、電話での注文をAIで24時間365日受け付け可能に

株式会社 TACTは、東海3生協(コープぎふ、コープあいち、コープみえ)を会員とする東海コープ事業連合に、音声認識による自動音声注文サービス「AI コンシェルジュ」を3月30日から導入している。

AI コンシェルジュは、人の発する言葉を認識し、その発話内容に対して辞書やデータベースにもとづく適切な回答を抽出して音声合成によって回答するシステム。AIが稼働するため、24時間365日稼働し続けられるのが特徴だ。

TACTのAI コンシェルジュを導入することで、組合員の利便性向上と、自動注文サービスの利用者数拡大を目指す。

NECとカゴメ、AIを使って加工トマト生産支援 熟練栽培者のノウハウを学習

NECとカゴメ株式会社は3月31日、主に欧州のトマト一次原料加工メーカーに向けて、AIを活用した営農支援事業の開始を発表した。実施は2020年4月からで、これにともないNECとカゴメは戦略的パートナーシップ契約を締結した。

今回はじまる営農支援事業は、センサーや衛星写真によってトマトの生育状況や土壌の状態を可視化するサービスと、AIを活用した営農アドバイスサービスを販売する。

商用利用可能な対話AIがオープンソースとして公開、英語にも対応

株式会社コトバデザインは3月30日、対話AIの基本技術をオープンソースソフトウェアとして公開した。

公開されたソフトウェアの名称は「COTOBA Agent OSS」で、MITライセンスで商用利用可能なのが特徴。コピー、修正、マージ、公開、配布、およびサブライセンスに制限が無く、誰もが最良技術を統合して最新ソフトウェアを活用可能だ。

ドライアイの自覚症状が重症化するほど抑うつ症状を併発、順天堂大学が発表 ビッグデータ解析で

順天堂大学大学院医学研究科眼科学の村上晶教授、猪俣武範准教授らの研究グループは3月27日、ドライアイの自覚症状が重症化するほど抑うつ症状を併発することを発表した。

解析の結果、ドライアイの自覚症状が重症化するほど抑うつ症状も悪化傾向にあることがわかった。さらに、重症のドライアイの自覚症状は、正常と比較して3.29倍も抑うつ症状を併発しやすいことも判明した。

研究チームでは今後、人工知能を用いた個別のドライアイやうつ病の発症予測アルゴリズムを創出したいと考えている。また、スマートフォンアプリでドライアイの自覚症状をモニタリングすることで、抑うつ症状の有無を提示できる可能性があるとしている。

推し新型コロナウイルスの防止・予測・抑制に向けたハッカソンが開催中

株式会社groovesのマレーシア法人Grooves Sdn.Bhd.は3月30日から、ソフトウェア開発者・データサイエンティスト向けの国際的オンラインハッカソンイベント「Coronavirus Hack」を開催している。

期間は2020年4月13日(月)までで、世界トップクラスのデータサイエンティストがメンターとして参加者の開発をバックアップしながら、新型コロナウイルスの新たなソリューションの発掘を目指す。

新型コロナウイルスに対する「防止・予測・抑制」を実現できるウェブまたはモバイルベースでのプロダクト開発を、世界の協賛スポンサーから提供されるビッグデータを活用し2週間で作り上げる。

外科手術での「ガーゼ遺残事故」を防止する富士フイルムのAI技術

富士フイルム株式会社は4月2日、AI技術を用いて開発した「手術用ガーゼの認識機能」を富士フイルムメディカル株式会社から5月1日に発売すると発表した。

手術用ガーゼの認識機能は、手術において最も体内遺残件数の多いガーゼの可能性がある陰影をX線画像中から認識し、その位置をマーキングする。設計には、富士フイルムの画像認識技術と、ディープラーニングが用いられている。

AI技術を活用した画像認識機能の開発には、たくさんの良質な学習データが必要だ。しかし、ガーゼが体内に残存しているX線画像は大量には存在しない。

そこで富士フイルムは、長年培ってきたX線画像処理技術にAI技術を組み合わせることによって、少ない学習データでもガーゼの認識性能を高めた機能を開発した。

「OK Google,コロナウイルスのニュースを聞かせて」朝日新聞が音声配信開始

株式会社朝日新聞社は4月3日、同社が提供中の音声ニュースサービス「朝日新聞アルキキ」から新型コロナウイルス特集の音声ニュースをGoogleアシスタント向けに配信中だと発表した。

配信を開始したのは3月27日からで、6時~24時まで毎時更新し、10本の新型コロナウイルス関連ニュースを3~5分にまとめて読み上げる。

聞けるニュースは、政府の発表など新型コロナウイルスの最新情報だ。

新型コロナ感染事例のある場所を地図で確認できるアプリ、クラスター早期発見に

株式会社JX通信社は4月2日、新型コロナウイルス感染者の利用等の事例が公表された場所の情報を地図上でピンポイントで確認できる「感染事例が報告された場所の情報」マップの提供を開始した。

JX通信社が提供する本マップでは、住んでいる地域や勤め先周辺での感染事例が報告された場所や施設の情報を確認できる。

感染事例報告施設の情報は、自治体や企業から発表された情報を使う。なお、無用な風評被害などを防ぐため、消毒済みなどの対応が明らかになっている場所については、その旨も明記されている。


AIの導入を検討している企業向けのAI・人工知能オンライン見本市「Ledge.ai EXPO」開催中

AI特化メディア「Ledge.ai」の運営などをする株式会社レッジは2020年4月30日(木)まで、AIの導入や活用を検討している企業に向けた、AI・人工知能のオンライン見本市「Ledge.ai EXPO」を開催している。

Ledge.ai EXPOは、AI・人工知能に携わる企業84社(3月31日時点)が「記事」として出展している見本市だ。チャットボットなどの製品から、AI開発を請け負うサービスまで、さまざまなプロダクトをオンライン上で無料で閲覧できる。