説明可能なAIの名著 日本語訳が無料公開:AIニュースまとめ10選

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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げる人工知能(AI)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

早大の講師らが担当、機械学習やPythonの基礎を学べる無料講座が開講

オンライン講座サイト「gacco(ガッコ)」では5月12日の15時から、早稲田大学を中心に35以上の大学、企業、業界団体が手がける社会人教育プログラム「スマートエスイー」の一環として、オンライン講座「機械学習」が開講される。受講料は無料。

本講座では、AIにおける機械学習の理論を把握した上で、「Python言語の基礎」「教師あり学習・教師なし学習」「強化学習」「異常検知と半教師あり学習」などについて学べる。実際のデバイスやデータを用いた演習、実習、議論については、オンラインでも参加できるプログラムを用意している。

ドコモ社長「データ活用人材を1000人以上拡充する」

株式会社NTTドコモ 代表取締役社長 兼 CEOの井伊基之氏は5月12日、2020年度決算発表会のなかで、今後データ活用人材を1000人以上拡充すると言及した。

井伊基之氏は「あらゆる顧客接点からのデータを活用して、デジタルマーケティングの高度化を図るためには、機械学習エンジニアなど、データ活用人材を早期に1000人以上拡充するということを考えています」と語る。ここでのデータ活用人材とは機械学習エンジニアのほか、データエンジニア、データコンサルタント、マーケターを指す。

説明可能なAIに関する名著 日本語訳が無料に、データサイエンティストが執筆

データサイエンティストのクリストフ・モルナル(Christoph Molnar)氏が著した『解釈可能な機械学習──ブラックボックス化したモデルを説明可能にするためのガイド』の日本語訳がWeb上で無料公開されている。日本のSNS上では「読もう」「これは熱い」「ありがたい」「すごい太っ腹だ」など、絶賛のコメントが見られる。

原題は『Interpretable Machine Learning──A Guide for Making Black Box Models Explainable』。本書は著作権のある著作物の配布を許可する「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY-NC-SA 4.0)」で提供しており、原著と日本語訳ともにWeb上で全編無料で読める。

的中率95% 西日本高速道路、AIでひび割れの自動検出が可能に

西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)とNEXCO西日本イノベーションズ株式会社は、AI技術により撮影画像からひび割れを自動検出できる技術を、高速道路構造物点検にて実用化することを発表した。

NEXCO西日本はすでに、点検技術者による近接目視点検に高解像度カメラを用いた画像撮影システムを導入しているが、本技術の実用化でさらなる効率化を図る狙いだ。

Pythonが2位に返り咲き、2021年5月のプログラミング言語ランキング

TIOBE Softwareは2021年5月、人気を集めたプログラミング言語を並べた「2021年5月のTIOBE指数」において、「Python」が「Java」を抜き、2位に返り咲いたと発表した。

TIOBE Programming Communityインデックスを見ると、1位は「C」で3.68%減少、2位は「Python」で2.75%増加、3位は「Java」で4.54%減少、4位は「C++」で1.69%増加、5位は「C#」で0.12%増加している。

AIが筆跡から性格を診断する無料サイト、「口」と「様」だけで個性が現れる

株式会社SHF、オフィスブレイン株式会社、日本筆跡診断士協会は4月20日、AIで筆跡診断ができる無料のWebサービス「簡易AI筆跡診断」をリリースした。

本サービスでは、日本筆跡診断士協会会長である森岡恒舟氏の診断データを学習したAIが、数ある文字の中でも顕著に個性が現れるという「口」と「様」の2文字から筆跡特徴を見つけ出し、簡単に人物像を推定できる。

滋賀大学データサイエンス学部の無料講座が開講、データ収集や活用を学べる

オンライン講座サイト「gacco(ガッコ)」では5月10日の15時から、滋賀大学データサイエンス学部による文系理系を問わず、すべての大学生に学んでもらいたいとうたう「大学生のためのデータサイエンス(Ⅰ)」が開講される。受講料は無料。

現在、データサイエンスはさまざまの分野で必要とされているにもかかわらず、データサイエンティストが不足していると言われている。滋賀大学データサイエンス学部によると、データサイエンスを専門的に学ぶ人ではなくても、データに基づく意思決定の重要性を認識することが重要という。

ソフトバンクG孫正義さん、AI革命に熱意「10兆円でも満足しない」

ソフトバンクグループ株式会社は5月12日、2021年3月期 決算説明会のなかで、純利益が4兆9880億円と過去最高額を記録したことを正式に発表した。日本企業の利益としても過去最高と報じられている。好調の理由は「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」のAI企業への投資によるものが大きい。

ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役 会長兼社長執行役員の孫正義さんは「どれほど株を持っているとか、どれほど利益を出しているとかは一時的な現象であり、まだまだこの物語は続きます。まだまだ満足していません。5兆円や6兆円では満足する男ではない。10兆円でもまったく満足しません。まだまだ胸の高鳴りが続いています。これが僕の1番重要な想いだと思います」と語った。

「Python 3.8.10」Python 3.8系は最後の定期リリース

Pythonソフトウェア財団(Python Software Foundation)は現地時間5月3日、「Python 3.8.10」「Python 3.9.5」「Python 3.10.0b1」を発表した。

「Python 3.8.10」は最後の定期メンテナンスリリース。今後は「Python 3.8」系はセキュリティフィックスのみを受け入れ、2024年10月までソースオンリーでリリースする。引き続き定期的なバグ修正を受け取るには「Python 3.9」にアップグレードを推奨している。「Python 3.9.5」は、最新のメジャー安定版リリースで、多くの新機能と最適化を含む。

WFSとPFN、AIを活用した『進化する少女型情報体 MEMES/ミームズ』

グリー株式会社の子会社である株式会社WFSとPreferred Networks株式会社(PFN)は、異種間コミュニケーションアプリ『進化する少女型情報体 MEMES/ミームズ』の公式サイトと公式Twitterアカウントをオープンした。

本アプリはグリーとPFNの合意に基づき、WFSのモバイルゲームの企画・開発・運営力と、PFNのディープラーニング(深層学習)をはじめとするAI技術を組み合わせて開発中。アプリのリリースは2021年夏頃を予定しているという。アプリの対応OSはiOSとAndroid。

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