松尾豊氏監修の無料AI講座 2週間で5000人が登録:AIニュースまとめ10選

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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げる人工知能(AI)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

ハーバード大学、PythonやJavaScriptなどプログラミング講座 日本語訳ページが無償公開

米ハーバード大学がオンラインで無償公開している、PythonやJavaScriptのプログラミング学習講座「CS50’s Web Programming with Python and JavaScript」、コンピューター・サイエンスの入門講座「CS50: Introduction to Computer Science」の日本語翻訳ページ「CS50.jp」が無償公開された。

本講座は、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同で設立したオンラインコースプラットフォーム「edX」(MOOC=Massive Open Online Course)上で公開。コンピューターサイエンス・サイエンス入門講義の内容はオンラインでビデオ配信および講義スライドなどすべて無償公開している。LABOTによると、本講座は全世界で282万人のユーザーが履修登録しているという。

AIで有名アニメのキャラをほぼ実写化!『鬼滅の刃』『ONE PIECE』『魔女の宅急便』の登場人物が続々リアルに

今回はAIを活用し、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎、『ONE PIECE』のサンジとロロノア・ゾロ、『魔女の宅急便』のキキなど、日本のアニメに登場した有名キャラクターたちを実写化するプロジェクトをご紹介したい。本プロジェクトは「artbreeder_anime」というInstagramアカウントが投稿し、海外で話題を呼んでいるものだ。

宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』の記録を抜き、公開から213日間で興行収入が399億7000万円を突破した『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』でも知られる竈門炭治郎が実写化。尾田栄一郎氏が原作を手がける『ONE PIECE』からはサンジとロロノア・ゾロも実写化されている。

総務省、無料の社会人向けデータサイエンス入門が開講

総務省は5月18日から、将来の経済成長を担う“データサイエンス”力の高い人材育成のため、データサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」を開講した。入門編として、統計学の基礎やデータの見方・データの取得方法などを学べる。登録料および受講料は無料。

講師は、『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)などの著書で知られる統計家の西内啓氏、滋賀大学データサイエンス学部講師の伊達平和氏、横浜市立大学データサイエンス学部教授の土屋隆裕氏ら(※講師の肩書きは講座を制作した2018年5月のもの)が務める。

松尾豊氏が監修した無料AI講座「AI For Everyone」、開講2週間で登録者数5000人を突破

一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は5月20日、新講座「AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)」の受講登録者数が開講から約2週間で5000人を突破したと発表。JDLAは本講座が人気の理由を社会におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)への関心の高さが影響していると考察する。

JDLAは本講座を「すべてのビジネスパーソンに向けた、AI/ディープラーニング(深層学習)についてまず『知る』ための無料エントリー講座」と位置づける。AIの基礎を学びたい人、今の組織をAIが使いこなせる組織に変えたい人など、理系文系はもちろん、肩書きや職種問わず、受講できるとしている。

イオン、割引価格を提示するAIをほぼ全店に導入 割引率が平均2割強も改善

イオンリテール株式会社は5月13日、7月までにほぼ全店(約350店舗)に商品の販売実績や天候・客数などの環境条件を分析し、割引時に適切な価格を提示する「AIカカク」を順次導入すると発表した。先行導入を実施した店舗では、一部商品の割引率が平均で2割強も改善したという。

「AIカカク」は販売実績や天候・客数などの環境条件をAIが学習し、総菜売場の商品のバーコードを読み取り、陳列数を入力するだけで適切な割引率を提示する。データに裏付けされた価格で販売することで、値下げや売り切り業務に関わる教育時間を軽減し、食品ロスの削減にもつなげる狙いだ。

マイクロソフト、2021年5月リリース「Visual Studio Code」用のPython機能拡張

米マイクロソフト(Microsoft)は現地時間5月10日、2021年5月リリースの「Visual Studio Code(VS Code)」用Python機能拡張を提供開始したと発表。

今回のリリースでは、Pythonのデフォルト言語に「Pylance」を採用した。これまでのVisual Studio Codeでもっともパフォーマンスが高く、ユーザーフレンドリーなPython編集体験が得られるとうたう。また、エクステンションの起動時間が速くなった。新しいデバッガ機能であるPythonスクリプトもサポートした。

IBM、55種類以上のプログラミング言語、約5億行のコードで構成される大規模データセットを公開

米IBMは現地時間5月11日、公式ブログにおいて、AIにコードを教えることを目的とする大規模なデータセット「Project CodeNet」を公表した。本データセットは55種類以上の異なるプログラミング言語、約1400万のコードサンプル、約5億行のコードで構成されている。

本データセットは「C++」「Java」「Python」「Go」などの最新言語だけではなく、「COBOL」「Pascal」「FORTRAN」などのレガシー言語にも対応。コードの検索やクローンの検出、正しいコードと問題のあるコードの区別、コードの自動修正の検討、回帰研究や予測などに役立つという。

1週間以上かかる建築プランの作成がAIでわずか約1分に

株式会社タスキは5月11日、国立大学法人電気通信大学の坂本真樹研究室と開発を進める、AI技術を活用しているSaaS型土地活用シミュレーター「TOUCH & PLAN」の構築を加速するために、AI技術による新ビジネスモデルを特許出願したと発表。

本シミュレーターはスマホの地図上で計画地をタッチすると、AIが土地情報を収集してビッグデータを解析し、計画地の最適な建築プランが作成できるというもの。建築プランに基づき、AIによる投資パフォーマンスの分析によって最適な事業計画を設定することで、不動産価値の判定もできる。

Pythonよりも30%高速な「Pyston v2.2」が公開

Pystonは現地時間5月5日、公式ブログにおいて、Webサーバのベンチマークで純正Pythonよりも30%高速とうたう「Pyston v2.2」を公表した。Pystonが現地時間1月22日に公表した「Pyston 2.1」に続くリリースと見られる。

今回、Pystonが公開した「Pyston v2.2」は、Pythonユーザーの2%しか実行していないというデバッグ機能の多くを削除した。デバッグ機能が使いたい人は互換性があるPythonの「デバッグビルド」を使用できる。

東映アニメ、AIで色付け作業時間を10分の1に短縮するプロジェクトに参画

東映アニメーション株式会社は5月13日、株式会社シナモン(シナモンAI)と株式会社ギークピクチュアズが進める「アニメーション自動着色AI」共同プロジェクトに参画すると発表した。本プロジェクトはセル画の前処理から着色までの各フローにAI技術を導入することで、セル画の色付け作業時間を10分の1に短縮できるもの。

今回、東映アニメーションはAI・CG・XRなどを手がける製作部 テクノロジー開発推進室が中心になり、AI開発のための学習素材を提供し、ディープラーニングを加速させるとしている。東映アニメーションは今後、東映アニメーション作品での試験導入を予定しているという。

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