マイクロソフト、初心者向けのIoT教材が無料に:人工知能ニュースまとめ10選

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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げる人工知能(AI)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

ミクシィ、無料の2021年新卒技術研修の講義資料が話題に iOSやAndroidアプリ開発など

株式会社ミクシィが4月18日に公式ブログにおいて無料公開した、2021年の新卒技術研修の講義資料や動画が話題になっている。SNS上では「役に立つ」「助かる〜〜〜」などのコメントが見られる。

本資料は「git研修(動画、スライド)」「iOSアプリ開発研修(動画、スライド、リポジトリ)」「Androidアプリ開発研修(動画、スライド、リポジトリ)」などで構成される。

「やみくもに窓を開けて換気」をやめた山梨県厚生連健康管理センター、その理由は?

山梨県厚生連健康管理センターは、山梨県最大規模の健康管理センターとして県民の健康を長年にわたり支え続けている。このセンターが設立されたのは1986年のこと。JA山梨厚生連によって、健康診断のための施設として設立された。現在では山梨県民約12万人に健康診断や人間ドックの受診してもらうなど、山梨県の7割近くの市町村と提携している。

同センターでは、新型コロナウイルス感染症に対しても発熱外来を開設し早くから診察に対応していただけでなく、ワクチン接種やスタッフ派遣などさまざまな面で自治体と連携していた。当然、同センターではマスク着用や消毒の徹底、待合室のイスの間隔をあける、こまめな換気など徹底した新型コロナウイルス感染症対策を施している。

マイクロソフト、初心者向けのIoTカリキュラム無料公開 12週間で学習できる

米マイクロソフト(Microsoft)は、あらゆる年齢層の人がIoT(モノのインターネット)の基礎を学べるように、GitHub上に無料のカリキュラム「はじめてのIoT、カリキュラム(IoT for Beginners, curriculum)」を無料公開した。

本カリキュラムは「IoT入門」「デバイスをインターネットに接続する」「アプリケーションロジックのクラウドへの移行」「IoTデバイスから在庫を確認」などで構成している。12週間/24レッスンで学習できる。

「AIが転けたらソフトバンクグループが転ける」孫正義さん、大幅な減益でも自信揺らがず

ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役 会長兼社長執行役員の孫正義さんは8月10日、2022年3月期 第1四半期 決算説明会のなかで、2021年度4月期~6月期の連結決算は純利益が7615億円になったと発表した。

同純利益は前年度同期の1兆2557億円から約39%減少し、「大幅な減益」になったものの、孫正義さんは「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で投資しているAI企業などが起こすAI革命について、「(今後も)『間違いなく広がる』と心から確信を持って言える」と語るなど、揺らがない自信を見せつけた。

設定工数を約70%削減、オムロンがAIを搭載した基板外観検査装置を発売

オムロン株式会社は8月5日から、電子基板の高精度な外観検査をスキルレスに自動化する、AIと撮像技術を搭載した基板外観検査装置「VT-S10シリーズ」をグローバルで発売した。複数の顧客とともにプログラム作成時間や検査正解率で比較した実証実験では、設定工数を約70%削減できたという。

「VT-S10シリーズ」は、オムロン独自の「MDMC(Multi Direction Multi Color)」撮像技術で、検査対象基板の部品やはんだ形状などの特徴にあわせて、検査時の照明の照射角度や色、光量を自動で最適制御できる。

Pythonが2位、2021年8月のプログラミング言語ランキング

TIOBE Softwareは2021年8月、人気を集めたプログラミング言語を並べた「2021年8月のTIOBE指数」において、「Python」が2位になったと発表した。

TIOBE Programming Communityインデックスを見ると、1位は「C」で4.41%減少、2位は「Python」で2.17%増加、3位は「Java」で4.00%増加、4位は「C++」で0.52%増加、5位は「C#」で0.46%増加している。

新型コロナ9月初頭まで陽性者数92万5449人 GoogleのAI予測

感染力が強い変異ウイルス「デルタ株」への置き換わりが進み、東京都内を中心に新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)における「過去最大規模」の感染拡大が起きている。

米Google(グーグル)が提供するAIを活用した新型コロナウイルスの感染予測サービス「COVID-19感染予測(日本版)」では、8月9日から9月5日の4週間にかけて、日本全国での陽性者数は92万5449人、死亡者数は2129人と予測される。

ローソン、AIで店舗の配送ダイヤを最適化 配送台数は約8%削減 CO2排出量も約7%削減

株式会社ローソンは8月6日、株式会社オプティマインドと共同で、AIによる店舗配送ダイヤグラムの最適化の実証実験を開始すると発表した。

本実証実験ではオプティマインドのAIを活用し、当日の各店舗の在庫状況や発注数量をもとに、現在は3カ月間固定となっている店舗配送ダイヤグラムを毎日最適なダイヤグラムに組み替える。日々の物量変化にあわせた配送体制を構築し、「物流効率を極限まで高める」ことを目指すとうたう。

無料の初学者向けPython学習コンテンツ10月に公開予定、セットアップや文法基礎など

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会は7月30日、最新の学習コンテンツをいつでも無料で利用できるPythonオープンドキュメントプロジェクトを10月より公開すると発表した。

本プロジェクトは、スクリーンショットなどを豊富に入れた丁寧な説明を心がけ、初学者や初学者向け教育者が何度も繰り返し見れるものを作っていくという。

店舗の品切れを検知するAI、「発想の転換」で従来比約94%の学習コスト削減

株式会社フューチャースタンダードは8月11日、AIを活用することで、スーパーマーケットなどの店舗における商品陳列状況の確認を自動化し、品切れした際に通知するサービス「AI品切れ検知ソリューション」を提供開始したと発表。

一般的なAI画像解析を活用した陳列確認の場合、数百を超える商品種類があるうえ、不定期なパッケージ変更で商品外観の学習に多くのコストがかかる。とくに生鮮食品は個体差が大きく、外観が似ていてもブランドにより価格が異なることも多く、運用が難しかったという。

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