「りんな」開発チームが新会社:人工知能ニュースまとめ10選

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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げるAI(人工知能)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

マイクロソフト「りんな」新会社設立

日本マイクロソフト株式会社は、「りんな」などのチャットボットAI事業を同社から分離し、新会社「rinna(りんな)」を設立する。rinnaは8月21日、記者発表会で正式に明らかにした。

会長はハリー・シャム(Harry Shum)氏、代表取締役社長はジャン・クリフ・チェン(Zhan Cliff Chen)氏、チーフりんなオフィサーは坪井一菜氏がそれぞれ就任する。

>>事業方針や今後の展開など、発表会の詳細は『元女子高生AI「りんな」開発チームが新会社「ペットのように扱われたら失敗」』まで。

オリックス、AIで太陽光発電所を修繕し年間700万円超も収益が増加

オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社は8月11日、日本国内において、太陽光発電所の診断サービスを開始した。ドローン空撮・解析サービスで世界トップシェアを誇る、ベルギーのソフトウェア会社であるSITEMARK.NVとのパートナーシップによるもの。

実際、オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメントが運営・管理・保守業務を受託している福岡県大牟田市の太陽光発電所において、2018年にドローン空撮・解析業務(費用は約100万円)により、1000か所以上の異常を検知した。これらの太陽光発電所のうち、修繕費用以上に発電収益の増加が見込まれる修繕(費用は約200万円)を実施した結果、日射量が前年と同量でも、調整後は年間700万円超の発電収益の増加を達成している。

ニセ物を見破れるAI鑑定士、コメ兵が開発

株式会社コメ兵(KOMEHYO)は8月18日、本物かニセ物を見極める「真贋(しんがん)判定」に加え、「型番判定(モデル名・型式などの判定)」も可能なAIを開発したと発表。8月25日からKOMEHYO名古屋本店に導入する。今後も順次拡大予定としている。

今後は買取業務のなかでも、とくに顧客との会話が発生しない「真贋チェック」「商品情報の特定」をAIに補助してもらう。スタッフはそのぶん買取を体験する顧客の不安や、疑問を解消するためのコミュニケーションに注力するという。

イオン、AIが24時間稼働するネットスーパー 2023年に目指す

イオン株式会社は2023年に、最先端のロボットとAIによる24時間稼働が可能な次世代ネットスーパーの実現を目指している。

今回、イオンネクストが2020年8月19日、千葉市緑区誉田町(ほんだちょう)に国内初とうたうCFC(顧客フルフィルメントセンター)建設予定用地の取得に関する予約契約を、エム・ケー株式会社と締結したと発表。2023年に向け、動きが加速していくと見られる。

Amazon Alexa、個人情報や音声履歴を取得される脆弱性

アメリカの調査会社Check Point Researchは8月13日(現地時間)、Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)に、個人情報や音声履歴などを取得される脆弱性があると発表した。

同調査会社によると、取得される可能性がある個人情報にはユーザー名、電話番号、自宅の住所、銀行のデータ履歴などが含まれるという。Check Point Researchは6月にAmazonにこれらの脆弱性を報告。すでにAmazonは問題を修正しているとのこと。

>>日本法人であるアマゾンジャパン合同会社の広報への問い合わせ記事は『Amazon Alexa音声履歴を取得される報道「日本を含む各国で事例はない」』まで。

機械なのか、生き物なのか。もっふもふAIペット「MOFLIN」クラウドファンディング開始

ふわっふわの毛並みに、愛らしい瞳。まるで犬や猫などのペットに見えるこの生物は、AIペット型ロボットの「MOFLIN」だ。今までも多くのペット型ロボットが世の中に生み出されてきたが、今回のMOFLINはいったいどのような特徴を持つのか。

2020年8月5日にkickstarterでクラウドファンディングを開始したこのプロジェクトは、Vanguard Industriesという日本のスタートアップが主導している。

東芝グループ、レシートクーポンの効果を可視化するAIサービス

東芝グループの東芝テック株式会社は8月18日、レシートクーポンの販売促進効果を自動的に計算し、可視化するクラウドサービス「PromotionOne」を発売した。AIを活用している。

同社が提供している販促レシート発券クラウドサービス「テッククーポンデリ」や、量販店向けトータルソリューションストアシステム(POSを中心とした店舗システム)「PrimeStore(プライムストア)」と連携することで、POSデータを自動で収集。レシートクーポンの販売促進効果をAIで分析し、直感的にわかりやすいグラフや表形式にまとめて提供してくれる。

トヨタなど、米ミシガン州の自動運転車専用道路の建設に協力

トヨタ自動車株式会社(トヨタ)や本田技研工業株式会社(ホンダ)などが、米ミシガン州における自動運転車専用道路の建設に協力する。米Business Insiderや米Bloombergなどが報じている。

ミシガン州および、Google(グーグル)が出資したSidewalk Infrastructure Partnersの子会社である「Cavnue」との共同によるもの。デトロイトとアナーバーの間に、40マイル(約64キロメートル)以上の自動運転車専用道路を建設する。

LINE、AIで自分にあった美容情報が見つかるサイト

LINE株式会社は8月11日、AIを活用し、自分にマッチしたコスメや美容情報が簡単に見つかるとうたう、美容ポータルサイト「lacore(ラコレ)」をオープンした。スマホのみで閲覧できる(外部サイト)。

lacoreは、自分にマッチした化粧品や美容情報などをLINEから簡単に見つけられる。イエローベース、ブルーベースなどのパーソナルカラーや肌質、年齢など登録時に入力した情報やサイト内の行動履歴に応じて、AIがユーザーの好みにあった商品やコンテンツをパーソナライゼーションして提供してくれる。

ドコモ、AIによる雑談で会話を促進するSlackアプリ

株式会社NTTドコモは8月19日、インターメディアプランニング株式会社(IPI)が提供する雑談対話サービス「かたらい」を、Slackから利用できるSlackアプリとして開発したことを発表。本Slackアプリは8月20日から提供開始する。料金は「かたらい」を契約していれば無料で利用できる。

「かたらい」は、人間とAIが寄り添う社会を目指すとうたう対話サービス。日々人間がしているような雑談や対話、山手線ゲーム・なぞかけといった言葉遊びのコンテンツを利用できる。