給与偏差値がAIでわかる求人サイト:人工知能ニュースまとめ17選

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日々、目まぐるしく進化、発展を遂げるAI(人工知能)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

9月5日~9月11日のAI注目ニュース

マイクロソフト、ディープフェイクを見破るAI技術を発表

米マイクロソフトは9月1日、2020年11月3日のアメリカ合衆国大統領選挙を前に、容易に見抜けないほど作り込んだニセ物の動画「ディープフェイク」を見破る「Microsoft Video Authenticator」を発表した。

ディープフェイクは、Aさんの顔を数万点ものパーツに分解し、表情ひとつひとつに人工知能(AI)がディープラーニング(深層学習)という手法を用いることで、Bさんの顔をAさんの顔にすり替えて顔の表情を自然に動かすというもの。

消費者の好意度がわかるパッケージデザイン評価AI、コロナ禍で好調か

コンビニやスーパーでついつい手に取ってしまう製品はないだろうか? そのような製品のパッケージデザイン開発には、AIが導入されているかもしれない。

株式会社プラグは9月1日、ネスレ日本株式会社の新製品『ネスカフェ ゴールドブレンド 大人のご褒美』シリーズのパッケージデザイン開発において、「パッケージデザイン評価AI」が活用されたと発表した。

横浜中華街、初の自動配膳ロボットを導入「エンターテイメント性にも注目してほしい」

横浜中華街にある招福門株式会社が運営する招福門は9月7日、香港飲茶食べ放題フロアに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防対策として、AIを活用した非接触型自動配膳ロボット「T5(ティーファイブ)」導入の実証実験を開始したと発表。

同店では、顧客にストレスフリーで食べ放題を楽しんでもらうために約5年前からタッチパネル「テーブルトップオーダー(TTO)」オーダーを導入した。そのため、今回のコロナ禍におけるソーシャルディスタンスの取り組みで、注文のプロセスを非接触化することについては、スムーズに実現できたとしている。

ゴミ収集車に人間が巻き込まれるリスク、AIで軽減

極東開発工業株式会社は8月31日、ゴミ収集車の専用オプションとして、AIの画像認識技術を活用し、ゴミ収集車への巻き込まれリスクを軽減する安全支援システム「KIES(キース)」を発売した。

ゴミ収集車による収集作業には、積込装置に人が巻き込まれるリスクがともなう。重傷・死亡事故につながることもあるため、安全対策は重要な課題になっている。KIESは、作業現場のカメラ映像から危険状態を判定することで、これらの問題を解決したとうたう。

月収20万円は偏差値44.57、給与偏差値がわかるAI活用の求人サイトを試した

現在の自分の給与偏差値がすぐにわかるサイトがある。株式会社Glovalと株式会社1st Classが8月31日から提供開始した、採用・転職市場で成功を収めるために必要とうたう、AIによる求人データ・分析サイト「HelloWork+」だ。

現時点では、「HelloWork+」はハローワーク求人のビッグデータ解析をもとに、「現在の自分の給与偏差値」「検討している企業の給与偏差値」などがわかるサービスを提供している。同サイトによると、「全国/フルタイム」においては、給与偏差値50は月給23.5万円に当たるという(2020年9月7日現在)。

画像を拡大してもAIで高画質をキープ、ノイズ除去も

ソースネクスト株式会社は9月3日、Corel社製の写真編集ソフト「PaintShop Pro 2021」(8,980円)、「PaintShop Pro 2021 Ultimate」(12,800円)の2製品(いずれも税別、ダウンロード版)を発売した。

「PaintShop Pro 2021」「PaintShop Pro 2021 Ultimate」はいずれもCorel社製の写真編集ソフトの最新版である。AIを使って解像度や品質を低下させずに美しい状態のまま写真を拡大できる「AI高画質化」や、JPEG画像の劣化をなくし、元の色味を復元できる「AI劣化除去」機能などを新たに搭載した。

一般人の声をAIで再現できるサービスがすごい! 葬式や冠婚葬祭で生前の声で喋ることも

エイベックス子会社のコエステ株式会社は9月8日から、エイベックスのスタジオで収録する音源から個人の声の特徴を学習し、いつでも音声出力できる「デジタルボイス・プレミアム」を提供開始した。

デジタルボイス・プレミアムは「自分の声をさまざまな分野で広く活用したい」もしくは「病気などの理由で今の声を残しておきたい」と考える個人に向けて制作したという。

セブン銀行、住所変更手続きが24時間可能に チャットボットとRPAの連携で

株式会社セブン銀行は8月17日から、チャットボットとRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の連携により、住所変更手続きを無人化する実証実験を開始した。本実証実験を支援するUiPath株式会社が8月31日に発表した。実証実験の期間は約1ヵ月を予定しているという。

セブン銀行は、モビルス株式会社のチャットシステム「mobiAgent」と、今年5月より販売を開始したUiPathの自社クラウドサービスでRPAプラットフォームを提供する「UiPath Automation Cloud」の管理機能であるクラウド版Orchestratorを連携し、実証実験を実施している。

AIが楽曲データを分析、ヒット曲のトレンド予測が可能に NTTデータらが開発

株式会社NTTデータ、株式会社NTTデータ経営研究所、株式会社阪神コンテンツリンクは9月3日、2016年12月から2020年5月までにチャートインした2185曲を対象に、楽曲を聞いた際の推定脳活動、音色の特徴、歌詞、コード進行や過去のチャート情報などの楽曲特徴を利用し研究した結果、「楽曲の脳情報化による新たな特徴の獲得」「ヒットソングの特徴の可視化」「未来の音楽トレンド予測」の技術開発に成功したと発表した。

昨今、デジタル技術の発展に伴い、ストリーミングサービスや動画配信サービスなど音楽の楽しみ方が多様化している。阪神コンテンツリンクは、多様化した音楽市場の実態を多角的に捉えた「ストリーミング」「ダウンロード」「CDセールス」など8種類の手法を組み合わせた総合音楽チャート「Billboard JAPAN HOT 100」を構成する多様なデータを保有している。

トマトは780円 キャベツは287円、野菜の価格をAIで予想する

株式会社MILIZEは9月2日、AIを活用し、野菜の価格を予測すると発表した。予測した結果はFacebookやmilize経済ニュースに投稿する。

今週(9月7日〜9月13日)の予測価格は1kgあたり、キャベツが287円、ねぎは803円、レタスは572円、たまねぎは270円、トマトは780円。

JAL、自宅と空港をAIが最適な経路で結ぶ交通サービス目指す

日本航空株式会社(JAL)と株式会社NearMe(ニアミー)は9月7日、AIを活用し、空港や自宅、目的地をスムーズでリーズナブルに結ぶ移動サービスの実現に向けて連携を開始したことを発表した。

今回、両社は連携することで、航空機を利用する前後でシームレスな移動を提供していく。また、新たにスマートシャトルのサービスを開始した那覇空港では、市内への移動手段の選択肢を増やすことで、空港での待機時間を解消し、効率的に滞在時間を過ごせるようになる。

ペットの排泄物をAIで回避するロボット掃除機「犬にやられた」がなくなる

プラススタイル株式会社は9月11日から、二眼カメラとAIを活用することで、ロボット掃除機による掃除の難敵とされてきた「ペットのうんち」を回避できるロボット掃除機「Roborock S6 MaxV」を発売する。

SNSでロボット掃除機について口コミを調べると、「犬にやられた」「イッヌのうんちまで掃除してくれたわ」「うんち巻き込まれてパンデミック状態」など、ペットを飼うロボット掃除機ユーザーによる悲鳴にも似た声が見られる。「Roborock S6 MaxV」は、とくに犬や猫などの飼い主には待望の製品と言えるだろう。

NECや伊藤忠など6社、AIで事業化を支援する新会社設立

日本電気株式会社(NEC)、株式会社大林組、日本産業パートナーズ株式会社、株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、および東京大学協創プラットフォーム開発株式会社が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合は9月10日、新会社「BIRD INITIATIVE株式会社(バード イニシアティブ)」を設立し、10月から事業を開始すると発表。

BIRD INITIATIVEでは、事業開始時は応用研究開発において、国立研究開発法人 産業技術総合研究所や国立研究開発法人理化学研究所とNECのAI研究連携を通じて得られた先進AI技術(Intelligent Simulation×Automation)を活用。デジタル技術に関連する研究開発および受託研究、コンサルティング、投資などの事業を手がける。

AIの開発費用が無料 結果を見てからAIを導入できるサービス開始

株式会社MatrixFlowは9月11日、プログラミング不要のAI構築プラットフォーム「MatrixFlow」を利用し、人工知能(AI)の開発費用が無料で、出来上がったAIを見てから導入するかどうかを検討できるトライアルサービス「AI Next Stage」を提供開始した。

現在、AIの導入を検討するうえで、「どのようなAIを作ればよいかわからない」「どの程度の精度が見込めるかわからない」「費用が高いためAIへの先行投資ができない」といった悩みがよく挙げられるという。このような状況を受けて、MatrixFlowは、実際にビジネスで活用するためのAIを無料で構築できる「AI Next Stage」を提供したとのこと。

教官に代わってAIが指導、AI教習システムを共同開発

ミナミホールディングス株式会社、株式会社ティアフォー、株式会社ブレインフォーは9月1日、AI教習システムの開発、そして事業化に向けて協業することに合意したことを発表した。

共同開発するのは、自動運転技術を活用した運転技能検定及び教習システムだ。このシステムは、社会課題となっている自動車教習における人材不足や、運転免許取得教習及び高齢ドライバー向け運転技能検定の受け入れ難などの解決を目的としている。

NTTデータ、実験結果を予測するAI iPS細胞などの予測で効果も

株式会社NTTデータは9月10日、テキストデータから知識を抽出する文書読解AIサービス「LITRON」(リトロン・特許出願中)を開発したと発表。同サービスは、再生医療分野のiPS細胞などを用いた実験結果予測の検証において効果を確認済みで、ヘルスケア業界に限らず、さまざまなビジネスシーンでも活用できる。

「LITRON」は、専門家と対話する形で、文書の読解方法を学習する。学習効率の良い質問をAIが生成する技術により、既存技術に比べて導入のための作業量を削減できる。業界固有の表現や専門用語を従来手法よりも素早く学習できる。

マクニカ、AI開発導入での費用や期間等を明瞭にしたサービスを発表

株式会社マクニカは9月11日、同社のAI開発事業において新サービス「Re:Alize.macnica.ai」を発表した。これは同日開催した発表会において明かされたもので、「最短1ヵ月で技術検証から運用開始までを実現」を掲げ、AI開発にかかる期間や費用を明確にしている。

マクニカは、AI開発や導入における期間や費用を明確にして、これまでAI導入に踏み切れなかったプロジェクトや企業が抱えていた悩みや不安の払しょくすることを狙っている。