AIの教師データ作成 30万円が無料に:人工知能ニュースまとめ10選

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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げるAI(人工知能)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

G検定の模擬問題が無料に、第3回開催迫る

株式会社DIVE INTO CODEは10月19日、日本ディープラーニング協会(JDLA)による2020年 第3回 ジェネラリスト検定「JDLA Deep Learning for GENERAL 2020 #3(G検定)」の模擬問題を無料公開すると発表した。

2020年 第3回 G検定は11月7日(土)開催を予定。申し込みは10月30日(金)の23時59分まで受け付けている。DIVE INTO CODEは本試験の開催が迫ったことを受け、今回模擬問題を無料公開したという。設問数はリリース時点で計226問からランダムに200問出題する。

松尾豊氏がAIの未来を語る場面も、日立造船がAIビジネス活用で1位に

日経クロストレンド EXPO 2020内において10月14日に、日本ディープラーニング協会(JDLA)が後援する「第2回ディープラーニングビジネス活用アワード」の表彰が開催された。

本アワードでは、人工知能(AI)分野で、とくに成果を出す深層学習(ディープラーニング)技術を活用することで、新たな事業を生み出した取り組みなどを企業から募集し、とくに優れた事例を表彰した。

AI開発の教師データを作成できるサービス 月額30万円が無料に

株式会社N.Codeは10月16日から、人工知能(AI)データプラットフォーム「FastLabel」を新規で契約した企業向けに、月額利用料(30万円)最大3カ月間が無料になるキャンペーンを開始した。

AI開発において教師データの質は、モデルの精度に大きな影響を与える重要な要素と言える。教師データの信頼性が低い状態で、AIを開発しても精度の低いAIしか生み出せない。N.Codeによると、実際にAI導入失敗の6割は教師データが原因とされているという。

マイクロソフト、AIが人より正確に写真を説明 従来よりも性能が2倍に

米マイクロソフトは現地時間10月14日、公式ブログにおいて、同社の研究者が画像のキャプション(見出しや説明文)を作成できる人工知能(AI)システムを構築したと明らかにした。同システムが生成するキャプションは、人間が書く解説よりも正確なことが多いという。

同システムは、Azure AIの一部であるAzure Cognitive ServicesのComputer Visionサービスを通じて利用できる。本機能により、開発者は自社サービスのアクセシビリティを向上させられるとする。

サンフランシスコで月10万円以上のベーシックインカム 対象はアーティスト

アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ市のロンドン・ブリード市長は、2021年初頭から最低でも半年間、130人のアーティスト(芸術家)を対象に、月1000ドル(約10万5000円)のベーシックインカム(最低所得保障)のパイロットプログラムを導入すると発表した。サンフランシスコの情報を届けるSFistなどが報じている。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が感染拡大する以前から、ベーシックインカムは人工知能(AI)の進歩はもちろん、少子高齢化や格差拡大などの社会的背景もあり、先進国で議論が活性化していた。とくに、AIに関しては「AIは仕事を奪う」といった議論がなされていることが大きい。

音楽に特化したAI開発を学べるオンラインスクール 未経験でも受講可能

EXDREAM株式会社は10月16日、音楽と音に特化したAI開発を学べるオンラインスクール「CANPLAY」において、6つの人工知能(AI)開発学習コースを新規開設し、入学者募集を開始したと発表した。

AI開発学習コースはすべてで6つのコースを用意した。音楽AI開発講義の基本である、音楽生成と音楽分析をするAIを創る「音楽AI開発」は、受講者のレベルに合わせ、初級、中級、上級の3つのコースを用意。前提知識やスキルレベルを問わず学ベるカリキュラムに変更したという。

日立、数百人規模の勤務シフトで余剰を約80%削減 疑似量子コンピュータ活用で

株式会社日立製作所(日立)は10月19日から、日立独自の計算技術であるCMOSアニーリングを活用し、数十人や数百人規模の勤務シフトを作成する「勤務シフト最適化ソリューション」を提供開始した。

本ソリューションは、量子コンピュータを疑似的に再現し、大規模で複雑な組合せ最適化問題を高速に解くことができる日立のCMOSアニーリングを活用。時間ごとの必要人数やタスク(職務)、休暇希望、勤務頻度、通勤時間など、複雑な条件に対応した勤務シフトを作成できる。

菅総理「AIには日本の課題を解決に導くポテンシャルがある」

10月19日〜10月22日に、日本経済新聞社主催の人工知能(AI)を取り扱うカンファレンス「AI/SUM & TRAN/SUM 2020 with CEATEC 2020」が開催されている。本カンファレンスの一環として、10月20日には菅義偉 内閣総理大臣によるビデオメッセージが流された。

菅義偉 内閣総理大臣はビデオメッセージのなかで、「今、世界は新型コロナウイルス感染症により、これまでにない課題に直面しています。デジタル、なかでもAIはこのチャレンジを乗り越える大きな鍵であり、その重要性は一層高まっています」と話す。

増加する児童虐待、早期発見にAIが有効か 東京都練馬区

株式会社FRONTEOは10月14日、東京都練馬区と共同で実施している、児童虐待(重篤化する可能性のあるケース)の早期発見および早期対応を人工知能(AI)でサポートすることを目的とした実証実験の結果を発表した。

本実証実験の実施期間は2020年5月〜2020年9月。当初は2020年4月からと発表していたため、少しばかり予定より先延ばしになったものと見られる。

ミツバチをAIで守る!ダニの発生を画像認識AIで監視するプロジェクト

ミツバチを壊滅させる脅威が世界中で広まっている。

ミツバチを扱っている養蜂家や企業が、その脅威に人工知能を使って立ち向かうプロジェクト「Purple Hive Project(パープルハイブプロジェクト)」をオーストラリアから発足させた。

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