株式会社FUWARIは6月29日、運営するNFTマーケットプレイス「HINATA」にて、AIとクリエイターが融合した2.5次元イラストレーターユニットのAiHis(アイヒズ)とAiShe(アイシー)のイラスト作品を販売開始したことを発表した。
NFTマーケットプレイス「HINATA」とは
HINATAとは「全てのクリエイターに陽の光を」をモットーに、ありとあらゆるクリエイティブを応援するNFTプラットフォームだ。NFT技術をより身近な、リアルに紐づいた存在として活用することを目標としているという。
NFTで取り扱われることの多いデジタルアートやイラスト、写真だけでなく、ホテルの会員権や結婚証明書など枠にとらわれない多彩多様な企画を打ち出しているとのこと。
2.5次元イラストレーターという新しい取り組み
NFTマーケットプレイス「HINATA」でデビューしたのは、イラスト生成AIとイラストレーターが融合した「2.5次元イラストレーター」AiHisとAiSheだ。
彼らはAIが生成したイラストをもとにリライティングしたり、描写が不足している部分を補強したりすることで作品を創り上げていくという。
それは決してAIを利用して楽に作品を作るということではなく、あくまで「AIが何を描きたかったのかを汲み取り、歩み寄って形にする作業」とのこと。そして「AIとの合作であることを公表すること」が、2人の活動コンセプトだという。
AIが生成するイラストは常識にとらわれないイマジネーションに満ちている反面、キャラクターの描写が歪んでしまうなどの欠点があることも。そのため、AiHisとAiSheは、AIと人間の想像力との合作により、新たなクリエイティブ活動を楽しむのだという。
「HINATAでの活動を通して2.5次元クリエイターという概念の普及を目指したい」と語っている。
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