AI-OCRソフト「FROG AI-OCR」が提供開始 デジタルアーカイブ事業などに活用可能

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株式会社モルフォAIソリューションズは7月1日から、AI-OCR(人工知能-光学式文字認識)ソフトウェア「FROG AI-OCR」を販売開始する。

同社は2021年度から、国立国会図書館の委託事業として、図書館向けAI-OCRの開発に従事してきた。本ソフトウェアは、既存のOCRでは読み取れなかった近代書籍の旧字旧仮名や複雑なレイアウトへの対応を実現し、既存OCRの2倍以上の読み取り精度を達成した。

今回、地方図書館や自治体からのデジタル田園都市構想を背景としたデジタルアーカイブ事業や読書バリアフリー法対応のニーズを受け、国立国会図書館向けAI-OCRプログラムを活用した市販ソフト「FROG AI-OCR」の提供を開始する。

また、手軽にOCR適用業務が遂行できるよう、OCRの処理プログラムだけでなく、校正・テキスト出力機能も1つのパッケージとして提供する。全ての機能はクラウドで利用可能、複数台のPCで効率よく確認・修正作業ができる。

FROG AI-OCRの特徴

本ソフトウェアは、脚注や多段組などの複雑なレイアウトに対応できるほか、旧字旧仮名などの多様な文字種を読み取れる。

また、OCR処理プログラムの精度が向上している。1860年代以降の書籍・雑誌において既存の市販OCRより高い90%以上の精度で判定できるようになった。特に明治期〜昭和初期の近代書籍・雑誌においては、既存OCRより約2倍の読み取り精度を達成した。

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