株式会社AI Samurai は特許出願を検討する法人向けに、新サービス『みんなの特許』の販売を開始したことを発表した。特許出願をAIがアシストすることで最短3日で出願前の特許調査や書類草案を用意するとともに知的財産権訴訟費用保険を組み合わせたサービスだ。
発明内容を特許出願前に送るだけで、以下の3点が提供される。
- 出願予定の発明に関連する先行技術調査リスト
- 出願予定の発明と先行技術文献との類似度をA~Dの4段階で評価する特許類似度評価
- 類似特許を用いてAIが作成する特許出願書類草案
また、本サービスを利用して特許出願を行うと、取得した特許権が含まれる利用者の製品・サービスに対して特許侵害訴訟を提起された場合、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険株式会社と連携し弁護士費用の訴訟などに関する費用の一部が補償されるという。
みんなの特許とは
特許出願をするためには、類似技術が既に出願されていないか確認をするために特許調査が必要であり膨大な費用と時間がかかってしまう。これが足かせとなり、特許出願を検討するものの断念してしまう企業も多い。また、特許を取得するためには新規性が必要だが、出願準備のための時間を確保することができず、充分な知財戦略を立てられないという声も多い。
「みんなの特許」では料金は5万円から最短3日で申請が可能だ。AIによるベース資料を使って弁理士に依頼することが出来るため、弁理士費用を通常より抑えるだけでなく、特許出願までの時間を通常よりも大幅にカットすることができるという。
さらに「みんなの特許」では業界初の知的財産権訴訟費用保険が無償付帯となる。本サービスを利用して特許出願を行えば、三井住友海上と連携し、製品・サービスに対して特許侵害訴訟を提起された場合に弁護士費用の訴訟などに関する費用の一部が補償される「みんなの特許」の詳細・お申込はこちらから。
AI Samuraiとは
大阪大学と北陸先端科学技術大学院大学による産学連携のAI企業。AI Samuraiが開発を進める独自のAI技術を組み合わせた『AI Samurai®』は、2019年3月に第4回「JEITAベンチャー賞」(電子情報技術産業協会)を受賞している。また、弁理士ネットワークとAI技術を組み合わせた新製品『AI特許作成』、最新の類似技術を簡易に検索することができる『IP LANDSCAPE 特許検索』の開発などクライアントの知的財産戦略を加速させるソフトウェアとソリューションを提供する企業である。
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