フジパングループ本社、2週間で構築したAI検索サービスで社内問い合わせを約20%削減

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画像はUnsplashより

JBCCホールディングス株式会社の事業会社のうち中部地区を拠点とする株式会社シーアイエス(以下、CIS)は、自社のAI検索サービス「Arrow Search(アローサーチ)」を活用した社内問い合わせ対応システムを2週間で構築し、フジパングループ本社株式会社の問い合わせ業務を約20%削減したことを発表した。

フジパングループ本社は、全国に製パンに関わる工場や営業所が多数あるため、各所から人事・総務に関する問い合わせが本社に殺到していた。その要因として、人事・総務関連の文書は複数のデータベースに保存されており、各データの保存先がわかる社員が少なく、人事・総務部門のある本社に問い合わせをする社員が多かったという。

そこで同社はCISのAI検索サービス「Arrow Search」を利用し、2週間で社内問い合わせシステムを構築した。「Arrow Search」の導入により、社員はデータベースの中から必要な情報を自ら探し出せるようになる。

このシステムの特徴は、オンプレミス、クラウドに関わらず、散在している情報を横断的に、日常的な話し言葉で検索できること。そして、候補の文章リンクをAIが関連度順に一覧表示する機能を備えていることだ。社員は検索結果のリンクをクリックするだけで、必要な文書にアクセスできる。

「Arrow Search」を導入した結果、総務部への問い合わせは約20%削減された。
今後は利用範囲を広げ、生産部門で価格改定や材料調達の効率化を目指している。

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