昨今、ニュースなどで「AI」というワードを聞かない日はほとんどありません。ですが、「AIを使ったサービスをほとんど使ったことがない」なんて方は多いのではないでしょうか。
今記事では、AIが使われているサービス6選を紹介します。
画像解析/認識/処理系AIサービス
Linne Lens
Linne Lensは生物の認識に特化したスマートフォンアプリ。(2019年1月23日時点)
スマートフォンのカメラを介して魚類を筆頭に、鳥類や哺乳類など、合計8,000種類の生物の名前を瞬時に検索することが可能です。
驚くことに、この検索サービスはエッジ(スマートフォン)側で生物の認識を行うため、インターネットに接続できない状況でも認識し続けてくれるんです。さらに、生き物が動き回っている状況や、群れをなしている状況、さまざまな生物が入り混じっている状況でも精度の高い認識力を発揮します。
無料キャンペーン中の今なら、1日10種類の生物を無料で認識できるので、水族館や動物園に出向いた際に使ってみるのも一興です。
公式サイト | https://lens.linne.ai/ja/ |
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サービス / アプリ | iOS / Android |
Google Lens
Google Lensはスマートフォンのカメラを通して、さまざまなものを検索できるAIを活用した最先端サービスです。AIによる画像認識カメラに写った花の名前を調べたり、撮影した建物の画像から、建物に関する歴史や営業時間を調べられます。
他にも、名刺の情報を保存したり、絵画を読み取り、作者に関する情報を表示したり、さまざまな用途に使用できます。
Google レンズはGoogle フォトやGoogle アシスタント、一部のカメラアプリを通して利用可能です。
このアプリがあれば、今まで何気なく見過ごしていた日常の風景が、少しワクワクする風景に変わるかもしれません。
公式サイト | https://lens.google.com/ |
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アプリ | Android |
Pixiv Sketch
Pixiv SketchはAIが白黒の絵を自動でカラーリングしてくれるサービスです。Pixiv Sketchにログインし、線画をアップロードするだけでほとんどの作業が完了するため、「絵を書くのは好きだけど、色塗りは面倒だからやらない」なんて人におすすめです。
公式サイト | https://sketch.pixiv.net/ |
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サービス / アプリ | iOS / Android |
音声認識
Shazam
Shazamは2008年に配信が開始されたAIによる楽曲の認識を行う古株的サービス。街中で流れている楽曲名を認識したり、テレビCMに使用されている楽曲を認識したり、「ちょっと気になる音楽」の楽曲名を認識することに特化したAIが組み込まれています。
Shazamは、SpotifyやSnapchatなどに技術提供しており、さまざまなサービスに組み込まれています。
公式サイト | https://www.shazam.com/ja |
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サービス / アプリ | iOS / Android |
関連記事:音声認識とは|基礎知識・仕組み・ディープラーニング・自然言語処理・事例を解説
文章校正/生成
Grammarly
Grammarlyは、英語文校正ツールの決定版とも言えるサービスです。誤字脱字の検出はもとより、文法のチェックや、類義語の提案など、英語の文書を作る際に必要なサポートは、Grammarlyひとつでほぼまかなえてしまいます。
無料版は、Chromeのプラグインとして利用できるので、今すぐにでも試して欲しいサービスです。
公式サイト | https://www.grammarly.com/ |
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Articoolo
Articooloは、入力した単語をもとに、文章生成してくれるAIサービスです。現時点で、日本語を含む6言語に対応しています。
公式サイト | https://articoolo.com/?lang=ja |
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文章生成の精度自体は、まだまだ発展途中な感じではありますが、WordPressのプラグインも公開されているため、ブログのネタに困ったときや、ブレインストーミングなどに使ってみるのもいいのかもしれません。
AIは身近なサービスにも着々と浸透している
今回まとめたAIサービスは有名なものばかりで、日常的に使っている人も多いと思います。
ですが、上記のサービスにAIが使われていることは、案外知られていません。他にも身近なところで活躍するAIは数多くあることから、AIは徐々に社会へ浸透し始めています。