AI搭載新型aiboはこどもの成長にどう影響する?保育園で試験導入を実施

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ソニー株式会社が開発した新型aiboを、保育の現場にて導入検証する初の試みが行われた。

新型aiboは、最新の音声認識技術やAIを搭載しており、人の顔を認識できる。そのため、会う回数、触れ合う回数を重ねるほど、よく可愛がってくれる人に懐くなど、行動が日々変わるという。

aiboを起点に、こども同士のコミュニケーションが円滑に

導入検証が行われた保育園で、こどもたちに「にじくん」と名付けられたaibo。餌やり、寝かしつけなど、「にじくん」の世話を通し、こども同士の積極的なコミュニケーションが生まれたという。

今回導入検証が行われたグローバルキッズ清澄白河園の施設長は以下のコメントを寄せている。

――施設長
「4月に新設した園ということで、通常だと新しい環境に緊張し、子ども同士が打ち解けるまでに時間がかかってしまいます。しかし、aiboをきっかけに会話が増え、こども同士の距離が縮まったように感じています。

保護者さまからの評判も良く『購入したい』、『園で導入して欲しい』などのご意見も頂きました」

こどもたちは、aiboを優しく抱きしめたり、まるで生き物を扱うかのように大切に関わっていたという。

AIネイティブ世代の育成が進む

政府は有識者提案の「AI戦略」のなかで、小学校と中学校におけるIT教育環境の整備など、AIの定着に向け小学生から段階的にリテラシー教育を進めるという。

未就学児の頃からAI搭載ロボットに親しみを感じていれば、小学校以降、テクノロジーを学ぶ心理的なハードルが下がりそうだ。

参考記事:悪貨が良貨を駆逐する? 政府発表「AI人材25万人育成」に必要な正しい理解

我々の日常にすでに組み込まれているAIは、もはや生活や仕事に欠かせないものとなってる。AIの基礎を誰もが学校で学ぶなど、幼い頃からAIを身近に感じて育つAIネイティブの世代が育っていきそうだ。

source:保育園で初の試み グローバルキッズにてソニー「aibo」の導入検証を実施