アイデミー、個人のデジタルスキルを可視化するWebテスト「DSAT」をリリース

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学習プラットフォーム「Aidemy」を提供する株式会社アイデミーは7月25日、個人のデジタルスキルを可視化するアセスメント(※)テスト「DSAT(Digital Skill Assessment Test)」を作成し、ベータ版の提供を開始したと発表した。
(※)アセスメント:「評価」「査定」が語源。評価対象を数値など客観的指標に基づいて評価すること

アイデミーでは、DX/AIの人材育成とプロジェクト伴走型内製化支援サービスを350以上の法人に提供する中、デジタル人材のスキルを測るアセスメントツールに関する要望を受けていた。 

今回提供を開始したDSATは、各区分20〜30分で20〜30問に答える選択肢式のアセスメントテストで、Web上で受験できる。

デジタル人材に必要なスキルを「スタンダード」「エンジニアリング」「データサイエンス」「ビジネスプランニング」の4つの区分に分け、それぞれのスキルレベルを測る。

提供開始1年で2万人を超える受験を想定し、デジタル人材の育成において広く活用されることを目指すという。

アセスメントテスト「DSAT」の概要は以下のとおり。

  • スタンダード
    デジタルリテラシーの知識の理解を問うテスト。
    ビジネス・ITの基礎知識やAI・データサイエンスに関する基礎知識まで幅広く出題する。
  • エンジニアリング
    エンジニアリングに必要なスキル・知識の理解を問うテスト。
    コーディング能力をはじめ、システムアーキテクチャ設計知識やシステム開発手法に関する知識まで幅広く出題する。
  • データサイエンス
    データサイエンティストに必要なスキル・知識の理解を問うテスト。
    アルゴリズムの基礎知識から、最新の応用技術知識に関する知識まで幅広く出題する。
  • ビジネスプランニング
    デジタルを活用したビジネス企画立案にあたり必要となる知識の理解を問うテスト。
    ビジネスのプロセス・手法や、さまざまな価値算出方法など、ビジネス基礎・企画知識からプロジェクト推進に関する知識まで幅広く出題する(出題範囲は必ずしもデジタルに限定したものではない)。
    一部の問題では、プログラミング言語としてPythonを採用している(実際にコーディングするわけではない)。

これらの4つのテストを複数組み合わせて、一人格を総合的に評価することも可能だという。

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