デジタルツインで物流DX支援。スマートシティ官民連携プラットフォームに一号会員として加入。

このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社アイディオットは2023年2月3日、自治体および企業・研究機関、関係府省などを会員とする「スマートシティ官民連携プラットフォーム」への一号会員加入が決定したことを発表した。

スマートシティ官民連携プラットフォーム

官民連携でスマートシティの取組を加速するために設立され、企業、大学・研究機関、地方公共団体、関係府省等を会員とする同プラットフォームは、事業支援、分科会の開催、マッチング支援、普及促進活動等の実施により、会員のスマートシティの取組を支援するという。令和5年1月29日時点での一号会員数は641団体。

ADTについて

同社のプロダクトADT:Aidiot Digital Twin は、同社の有する物流情報(物流拠点、配送員、車両等)だけでなく、地図上に天候情報や現実の情報を入れ込み、リアルタイムで連動した可視化シミュレーターであるという。

SIP「スマート物流サービス」研究推進法人に指導を受けながら、SIP物流標準ガイドラインに完全準拠した、物流業界の標準化を目指しているとのこと。

ADT(物流データプラットフォーム):https://aidiot.jp/product/adt/unso/
DXCL(物流DXコンサルティング):https://aidiot.jp/product/dxcl/

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)

SIPとは、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が司令塔機能を発揮し、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクトであるとのこと。

第1期(平成26年度~)は11課題、第2期(平成30年度~)は12課題が推進されているとのこと。各課題を強力にリードするプログラムディレクター(PD)を中心とし、産学官連携を図り、基礎研究からの実用化・事業化までを見据え、一気通貫での研究開発が推進されているという。

SIP 第2期「スマート物流サービス」について
サプライチェーン(SC)全体の最適化を図り、物流・商流分野でのデータを活用した新しい産業や付加価値を創出し、物流・小売業界の人手不足と低生産性の課題解決のためのプログラムであるという。

先行するセキュリティなどの取組や、港湾内物流情報の電子化に向けた取組などとの連携を視野に入れつつ、国内外のSC上のさまざまなプレイヤーが持つ物流・商流データを革新的技術で見える化し、最適化に向けて共有・活用できるオープンでセキュリティの担保された物流・商流データ基盤を構築するとのこと。

>>ニュースリリース