人数カウントや物体検知AIが10月末まで無償提供 AIカメラにインストールするだけで使える

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AI Dynamics Japanは、汎用的に使えるAIアルゴリズム20個をまとめた「Package20」を今年10月末に販売予定だと発表した。特定のAIカメラにインストールするだけで、人数カウントや物体検出アラートなどの画像認識AIが利用できる。

Package20は、AIベンダーのAI Dynamics Japanが問い合わせの多い20のAI技術を厳選して開発したもの。ソラコムのエッジAIカメラ「S+ Camera」(発売中、送料別54,780円)に使いたいAIアルゴリズムをインストールするだけで、さまざまなAIが体験可能。

現在サンプルを提供しているAIアルゴリズムは以下の3つ。これらは10月末まで無償で利用可能だ。

  • 滞在人数カウント:カメラが捉えた人物をカウントし、通知する
  • 物体検知アラート:乗り物(車、トラック、バイク、バス、自転車)を検出し、通知する
  • ラーメン種別判定:4種(塩、醤油、味噌、豚骨)のうち、どの味のラーメンに近いか推定

10月末以降は上記3つに加え、以下のアルゴリズムも提供される予定。価格は9,800円(税込)。

  • 顧客属性判定
  • 通行量カウント
  • 禁止エリア侵入検知アラート
  • マスク未着用者検知アラート
  • ナンバープレートOCR
  • 駐車台数カウント
  • 段ボール検知
  • ヘルメット検知
  • Rコード検知
  • 滞在時間計測
  • 動線分析
  • 表情分類
  • 物体検知アラート(猫)
  • 物体検知アラート(犬)
  • 物体検知アラート(人物)
  • 物体検知アラート(トラック)
  • 物体検知アラート(スマートフォン)

利用者にはAI技術の導入を検討している人、活用の可能性を模索している人、AIを試験的に運用してみたい人などを想定しており、気軽にAIを試してみたい、というニーズに応える。

リリースによるとアルゴリズムの一部はGPL(GNU General Public License)v3のオープンソースソフトウェアを使っているため、改変や商用利用も可能だという。また、AI Dynamics Japanは改良やカスタマイズ希望などの相談にも対応していく。

同社の代表取締役社長 石川信能氏はリリースでこう述べている。

「AI技術のビジネス活用を検討される多くのお客様は、検討の第一歩をどうすればよいか悩まれていらっしゃいます。

弊社は、こういったお客様のAIプロトタイピングに最適なAIアルゴリズム「Package20」をご準備いたしました。弊社は、これらアルゴリズムをお客様自らの手で触り、試行錯誤を通じて学んでいくことが、AI技術のビジネス活用かつ内製化に最適なアプローチと考えております。今回リリースするAIアルゴリズム「Package20」が、皆様のAI活用第一歩の手助けになれば幸いです。」

リリースによると、今後はNVIDIA Jetson、Raspberry Pi等のエッジデバイスへの展開を予定しているとのことだ。

>>AIアルゴリズム「Package20」 | AI Dynamics Japan

>>商業利用が進むAI技術を集約したAIアルゴリズム「Package20」今秋提供 | AI Dynamics Japan