本日マイクロソフトとアマゾンが、CortanaとAlexaのクロスプラットフォームの実現に向けて提携を行う、と発表しました。
詳しい話はまだですが、いまのところ分かっている情報をまとめてみます。
お互いにお互いのプラットフォームを使える。とんでもない提携
なんだかあっさりと始めてしまいましたが、これは実はすごい話。
簡単にいえばAlexaユーザーはCortanaを利用することが可能になり、CortanaユーザーはAlexaを利用できるようになるということです。
例えば、AlexaからCortanaを介して、自分のOfficeプロダクトにアクセスできたり、CortanaからAlexaを介して、Amazonで購買ができたり……という世界観。
デバイスは変わらないのにできることは、ドッと増える。なんだこれすごい。
AppleとGoogleにも加わって欲しい!と両CEOは発表
今回の提携の話自体は、5月に行われたMSのCEO Summitからあったんだとか。
MSはBingの検索エンジンを通してAlexaのクエリを手助けしていたことに加え、どちらもGoogleの出しているデジタルアシスタントを撃退しようとしているという、元から強固な関係がありました。
しかし、両CEOはもしAppleとGoogleが同じような提携に賛同するのであれば、喜んで受け入れる、と発表しています。
4プラットフォーム間で4台分のスキルが使えるようになる……そんな時代がきたらほんとワクワクしますよね。自分が持っているデバイスの特性はいかしつつ、他のデバイスの便利な機能についても使える。
競合優位性などをどう出していくのか、いろいろと考えてしまいます。
いやー楽しみ。