花粉の飛散情報をリアルタイムで予報、イスラエル企業の技術を活用

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花粉症の人には厳しい季節が続いている。くしゃみや鼻水が止まらない、という人も少なくないだろう。

国内の花粉の飛散情報をリアルタイムで得られるサービスを大正製薬株式会社が提供している。飛散量を明記し、その飛散量に応じて「帰宅したら早く入浴したほうがいい」などの対策を教えてくれるサービスだ。花粉の飛散情報は、アレルギー性鼻炎情報ウェブサイト「ALLER-LAB」内で確認できる。

この大正製薬の花粉飛散量を得られるサービスでは、イスラエルに本社をおくBreezoMeter社の空気質モニタリングサービス「BreezoMeter」の花粉データが活用されている。

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お出かけ予定の変更や計画的な薬の服用に使える

BreezoMeterは、世界各地の4万7500台のセンサーからビッグデータを生成し、毎時1.9TB以上のデータを検証、AIを用いた独自の分散アルゴリズムによって解析した情報をAPIを通じて提供している。花粉だけでなく、PM2.5などの汚染物質情報も提供できる。

大正製薬がBreezoMeterを活用した理由は、より個人に近いきめ細かいデータの提供が可能だからだ。

BreezoMeterは、樹木と草野花粉情報を同時に提供してくれる。また、500m単位の情報を地図表示でき、1時間ごとにデータ更新が可能なのも理由にある。

試しに現在地で調べてみたら極めて多い花粉量だった

リアルタイムな花粉の飛散情報サービスのため、プレスリリースではALLER-LABの花粉の飛散情報サービスについて「計画的に薬を服用したり、お出かけの予定を変更したりするなど、アレルギー反応を管理するのに役立ちます」と言っている。

ちなみに、BreezoMeterはユビキタスAIコーポレーションが日本国内での代理販売権をもっている。

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新型コロナウイルス罹患者と患者間の関係データにおけるデータセットの構築

いま、世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。このウイルスについて、データサイエンスのコンペティションプラットフォーム「SIGNATE」 を運営する株式会社SIGNATEは3月19日、新型コロナウイルス罹患者と患者間の関係データにおけるデータセットの構築、および感染実態のインサイト抽出を目指すプロジェクト「COVID-19チャレンジ」を開始した。

このプロジェクトでは、データサイエンスのコンペティションプラットフォームであるSIGNATEに登録している約3万人のデータサイエンティストから有志を募り「COVID-19チャレンジ」を開催する。

フェーズ1として、日本国内のCOVID-19罹患者数と患者間の関係データに関する、マシンリーダブルかつデータ分析可能な最大規模のデータセットを構築する。

続けてフェーズ2では、フェーズ1で構築したデータセットを用い、さまざまな統計学的手法によるデータ分析を実施し、感染実態に迫るインサイト抽出を目指す。

このプロジェクトにおける成果は、営利・非営利を問わず自由に利用可能なライセンス形態で公開予定だという。