Appier Group (エイピア・グループ)株式会社は2022年12月15日、株式会社東京証券取引所(以下「東証」)の承認を受け、東証グロース市場から東証プライム市場へ市場移行したことを発表した。クロスボーダー企業としては初の昇格となる。
クロスボーダー企業
東証は、外国と所縁のある企業を「クロスボーダー企業」と定義している。例えば、外国に登記されている企業(外国籍企業)、過去において外国に登記されていた企業(インバージョン企業)、外国人CEOを有する日本企業などが挙げられる。
2011年以降新規上場したクロスボーダー企業は19社。そのうち2021年以降に新規上場した企業が6社。Appir Groupも2021年3月にグロース市場へ新規上場した。
https://www.jpx.co.jp/listing/ir-clips/relations-with-foreign-count/index.html
新規上場より1年9カ月弱での昇格
同社は、高度な予測AIを実装したマーケティング・ソリューションをSaaSで提供するパイオニア企業として、「ソフトウェアをよりスマートに、AIでROIを向上させる」というミッションのもと、セールス及びマーケティング活動の全領域を網羅するAIソリューションをグローバルで提供している。
誰もが簡単に使えるAIの普及と実用化を目指し2012年に台湾で創業、2021年3月に東証マザーズ(現グロース)へ上場。東証再編後にグロース市場からプライム市場へ移行した企業としては3社目、クロスボーダー企業としては1年9カ月弱という短期間での初昇格である。
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