嵐の替え歌をAIで制作できるサイト、SNS上の「下ネタ」替え歌は規約違反の可能性も

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画像はA・NA・TA for DREAMより

人気アイドルグループ「嵐」と企業13社が協力するプロジェクト「HELLO NEW DREAM. PROJECT」の一環として、9月14日から「A・NA・TA for DREAM」が提供開始された。A・NA・TA for DREAMは、人工知能(AI)による歌声合成エンジンを活用し、嵐のデビューシングル『A・RA・SHI』の替え歌を無料で制作できるサイトだ(A・NA・TA for DREAM)。

A・NA・TA for DREAMの公式サイトでは、『A・RA・SHI』のサビの部分に、自分の持つ夢(ひらがな・カタカナ8〜16文字)と名前(ひらがな2〜6字)を入力するだけで、『A・RA・SHI』の替え歌を制作できる。ただし、対応環境はスマホのみ。

実質的には、嵐が自分の夢や名前を歌ってくれるというファン必見のサイトのため、公式サイトにアクセスすると、曜日や時間帯によっては「サーバーが大変混み合っております。しばらく再度アクセスしてください」と表示されるようだ。

私も実際に言葉を入力して試聴してみたが、AIによる歌声合成とは思わないほどのクオリティと感じた。実際に嵐5人が歌ってくれるのと変わりないとさえ思えるほどである。

「今だからこそ誰かの背中を押せるのではないか」

A・NA・TA for DREAMに協力したのは、歌声合成技術の研究開発や音声創作ソフトウェア「CeVIO Creative Studio」などを手がける株式会社テクノスピーチだ。

同社はTwitter上でA・NA・TA for DREAMについて、「今更改めてお伝えすることではないですが、嵐のみなさんの歌声には人を勇気づけたり、そっと寄り添ったり、夢を与えてくれる魔法があります。彼らの魔法の歌声は未来が解らないこんな今だからこそ誰かの背中を押せるのではないかと思い、微力ながらテクノスピーチも協力させていただきました」とコメントしている。

SNS上の「下ネタ」替え歌は規約違反の可能性も

SNS上では、嵐やテクノスピーチの想いどおり、「嵐さんに自分の夢を歌ってもらった」「うれしくてちょっと泣いてしまう」などのポジティブな書き込みが多く見られる。一方で、いわゆる「下ネタ」の替え歌を作るなどといった利用をするユーザーも少なからずおり、一部では「大喜利状態」になっている。

そもそも、A・NA・TA for DREAMは、嵐と日立グローバルライフソリューションズ株式会社、日本郵便株式会社、アサヒ飲料株式会社、株式会社ジェーシービーなどの企業13社が協力し、今こそ夢を持つことを応援するとうたうHELLO NEW DREAM. PROJECTの一環だ(HELLO NEW DREAM. PROJECT)。

HELLO NEW DREAM. PROJECTにはそのほか、日清オイリオグループ株式会社、久光製薬株式会社、ライオン株式会社、森永製菓株式会社、エバラ食品工業株式会社、アサヒビール株式会社、第一三共ヘルスケア株式会社、コーセーコスメポート株式会社、花王株式会社が名を連ねる。

また、今回のA・NA・TA for DREAMを利用するには「参加・応募規約」に同意する必要がある。参加・応募規約のなかには、以下の記述もある。

──参加・応募規約(一部抜粋)

「本コンテンツにご入力いただく内容については、第三者のプライバシーや著作権、その他一切の財産的権利を侵害するものではないこと、第三者を誹謗中傷するものではないこと、選挙活動、またはこれに類する行為、その他政治もしくは宗教に関する行為、公序良俗に反する行為、犯罪行為、青少年の心身に悪影響を及ぼす行為、及び、それらの内容を含まないこと、その他本プロジェクトの運営を妨げるような行為などに抵触しないよう、あらかじめご確認いただいた上で、ご入力ください」

いわゆる「下ネタ」の替え歌は、「青少年の心身に悪影響を及ぼす行為」「及び、それらの内容を含まないこと」といった規約に反する可能性もある。A・NA・TA for DREAMに興味のある方は、内容や言葉選びに気をつけて利用する必要がありそうだ。