Arm、エッジAIチップ向けのNPUで処理能力を2倍に

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英Arm(アーム)は10月22日、人工知能(AI)および機械学習の処理などを念頭に開発した、エッジAIチップ向けのNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)「Arm Ethos-U65」を発表した。前世代の「Arm Ethos-U55」と同等の電力効率を維持しつつ、処理能力を2倍に向上させたとしている。

NXPのエッジプロセッシング事業担当シニア・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるRon Martino氏は「Ethos-U65は、Ethos-U55の持つMCUクラスの電力効率とアーキテクチャのメリットを維持しながら、より高性能のCortex-Aベースのシステム・オン・チップ(SoC)に対しても適応性を拡大しています。NXPとArmの技術パートナーシップでは、Cortex-Mコアと連携し、効率化を実現するEthos-U65 microNPUに関して、システムレベルの要素を定義することを念頭に置きました」と語る。

続けて、「このCortex-MとEthos-U65のサブシステムは、当社の次世代i.MXヘテロジニアスSoCへの実装を予定しています。お客様の所有コストの削減や、重要なデータに関する高水準セキュリティの維持に加えて、幅広い組み込みデバイスを対象に、より強力なヒューマン・マシン・インタラクションの形態を通じて安全性の維持をサポートしていきます」と意気込んでいる。

>>ニュースリリース

NVIDIA、Armを約4兆円で買収 AI時代のコンピュータ企業を目指す

Armは2016年以降はソフトバンクグループ株式会社(SBG)およびソフトバンク・ビジョン・ファンド(ソフトバンクグループ)の傘下だったが、今年NVIDIAに買収されたことで知られる。金額は400億⽶ドル(約4兆2000億円)だった。

ソフトバンクグループは、NVIDIA株式を保有することで、Armの⻑期にわたる成功に引き続きコミットする。なお、株式保有⽐率は10%以下を⾒込む。

そのほか、買収劇の詳細は以下の記事をチェックしてほしい。