2021年上半期にAI(人工知能)関連メディアであるLedge.aiで公開した記事のうち、反響の大きかったもの再掲します(※初公開日:2021年5月18日)。
今回はAI(人工知能)を活用し、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎、『ONE PIECE』のサンジとロロノア・ゾロ、『魔女の宅急便』のキキなど、日本のアニメに登場した有名キャラクターたちを実写化するプロジェクトをご紹介したい。本プロジェクトは「artbreeder_anime」というInstagramアカウントが投稿し、海外で話題を呼んでいるものだ。
『鬼滅の刃』竈門炭治郎(Instagram/artbreeder_animeより)
『ONE PIECE』サンジとロロノア・ゾロ(Instagram/artbreeder_animeより)
『魔女の宅急便』キキ(Instagram/artbreeder_animeより)
宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』の記録を抜き、公開から213日間で興行収入が399億7000万円を突破した『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』でも知られる竈門炭治郎が実写化されている。尾田栄一郎氏が原作を手がける『ONE PIECE』からはサンジとロロノア・ゾロも実写化。
宮崎駿監督作『魔女の宅急便』のキキも実写化された。ぱっと見ではイメージとは異なる印象を受けたが、Instagramでアニメと比較すると意外と似ているかもしれないと思えてきた。
『DEATH NOTE』Lは暗い雰囲気が特徴を捉えている?
『DEATH NOTE』L(Instagram/artbreeder_animeより)
『NARUTO -ナルト-』うずまきナルト(Instagram/artbreeder_animeより)
『ジョジョの奇妙な冒険』ジョナサン・ジョースター(Instagram/artbreeder_animeより)
映画化や舞台化もされた『DEATH NOTE』のL、バトルアクション漫画『NARUTO -ナルト-』のうずまきナルト、荒木飛呂彦氏が原作を手がける『ジョジョの奇妙な冒険』のジョナサン・ジョースターも実写化されている。『DEATH NOTE』のLは暗い雰囲気がよく特徴を捉えていると言えるかもしれない。
『美少女戦士セーラームーン』月野うさぎも実写化
『美少女戦士セーラームーン』月野うさぎ(Instagram/artbreeder_animeより)
『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ(Instagram/artbreeder_animeより)
『黒子のバスケ』黒子テツヤ(Instagram/artbreeder_animeより)
『モブサイコ100』モブこと影山茂夫(Instagram/artbreeder_animeより)
そのほか、武内直子氏が原作を手がけた『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎが実写化された。最近でも『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開され、公開から59日間で興行収入82億8229万円を記録した『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジも実写化。『黒子のバスケ』の黒子テツヤ、『モブサイコ100』のモブこと影山茂夫まで実写化されている。
無料で利用可能な画像合成ツール「Artbreeder」を使用
本プロジェクトでは、GANを用いたツールの「Artbreeder」を使用している。
「Artbreeder」は無料で利用可能な画像合成ネットツールで、適当な画像をアップロードすると、その画像によく似たまったく別の写真を生成する。風景画やアニメ画などをアップするとそれっぽい画像を数種類生成し、ポートレートなどをアップするとよく似た別人の画像を生成してくれる。
なお、Ledge.ai編集部の本コーナーでは、AIを活用した「すごい!」「おもしろそう!」といった画像変換技術をご紹介している。
なかでも、過去にご紹介した『美女と野獣』や『アナと雪の女王』などに登場する、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの有名キャラクターたちを実写化するプロジェクト「In real life」は反響が大きかった。気になる人は以下の記事をチェックしてほしい。