有限会社アズリアルと株式会社HashLab(ハッシュラボ)は10月4日、日本語で指示を入力するとAIが自動でソースコードを生成する「AI Programmer」のベータ版を提供開始した。プログラマーのサポートだけでなく、プログラミング学習などでの活用が期待される。
対応言語
・SQL
・Python
・Javascript
・HTML & CSS
・スマートコントラクト
・C++
・PHP
・Go
・R
・Perl
・Ruby
・正規表現
・Haskell
・Lisp
上記のように、多くの言語に対応している。
「AI Programmer」を試してみた
試しに、Pythonのコードを生成してみた。
Pythonを選択し、「1から10までの合計」という文章を入力してみた。すると上記のコードが生成された。このコードを実際に実行してみると、しっかりと1から10までの和である55が表示された。
より具体的な指示を出すことで、期待通りのコードを生成することができる。
HTML&CSSやJavaScriptでWebサイトの基礎を生成することも可能で、プログラマーの育成や開発スピードの圧縮などが期待できる。
また、企業に向けてはAPI形式での提供が可能で、すでに企業が所有しているシステムやサービスと連携することが可能だ。
開発だけでなくプログラミング学習にも役立つ
上記のプログラミング言語に加えて、「コードを日本語で解説」という項目を選択することができる。この項目では、コードを空白に入力すると、そのコードの行っていることを日本語で説明してくれる。
試しに、筆者が大学の授業で書いたゴルフのハンディキャップを計算するプログラムを入力してみた。
入力したコードのそれぞれの意味をしっかりと日本語で解説している。プログラミング学習者がコード例や他人のコードを見てわからないところを、同サービスで解説してもらうなどといった利用方法も可能だ。
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