28点アップした子どもも、AI先生が小学4年生以上の「算数」に対応

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atama plus株式会社は2月5日、人工知能(AI)先生「atama+(アタマプラス)」において、小学4年生以上を対象に「算数」を提供開始したと発表。同社はこれまで高校生(数学、英語、物理、化学)と、中学生(数学、英語、理科)向けの教科を提供してきた。今回はβ版を経て、小学生向け「算数」を提供開始する。

算数において、単元を理解するには、土台となる基礎単元の習得が欠かせない。たとえば、小学5年で習う「小数でわる割り算(例:0.24÷0.75=?)」でつまずいた場合、従来の学習方法では同単元の類題を繰り返し解くのが一般的だったという。しかし、「小数でわる割り算」は単元の類題を繰り返し解くよりも、小学4〜5年で習う「小数の計算」や、小学3年で習う「割り算」までさかのぼって学習することが必要な場合もあると言える。

同社が提供するatama+では、つまずきの根本原因をAIが特定し、生徒1人1人にあった「自分専用カリキュラム」を作成することで、生徒の学力を効率的に伸ばせるとうたう。また、学習指導要領の範囲に加え、「つるかめ算」「植木算」などの中学受験分野の範囲もカバーし、幅広い小学生の学習ニーズに対応しているという。

さらに、atama+を活用する塾では、講師が生徒の学習状況をリアルタイムに確認できる。生徒の得意・不得意や回答にかかった時間などのデータを踏まえた指導が可能なため、小学生のうちから学習習慣を身に着けやすいとする。

実際に、β版の算数を先行利用した練成会グループの「個別指導3.14」では、小学6年生のAさんは2020年8月と2021年1月との比較で、北海道内の学力コンクールで28点アップしたという。Aさんは「どんどん問題が出てくるから楽しい。今までの教材よりわかりやすい!」と話しているとのこと。

また、株式会社オブリガードスの「超個別指導塾まつがく」では、小学6年生のBさんは2020年4月〜2021年1月までの間、学内テストで95点〜100点をキープできたとする。Bさんは「単元合格するとうれしい。今までわからなかったことが次々にわかるようになるので、時間がたつのを忘れて熱中してしまう」としゃべっているとした。

>>ニュースリリース

数学のテスト得点が9点アップ、AI先生を中学生向けの授業に導入 野田塾

atama plusが提供するatama+は過去にも実績が明らかになっている。株式会社野田塾は2020年度から、atama+で学習し、苦手を克服したうえで集団授業を受講するというカリキュラムを、一部の中学生に提供した。

その結果、中学生約900名を対象に、2020年2月と7月に各中学校で実施された数学の定期テストの得点を調べ、atama+受講者層と非受講者層の得点の伸びの平均を比較すると、非受講者層に対して、atama+受講者層は+4.9点上回った。また、atama+受講者層のうち、400分以上atama+で学習した層については、非受講者層に対して得点の伸びの平均が+9.0点上回った。

たとえば、中学3年生のAさんは、2カ月で300分程度atama+で数学を学習し、2月には79点だったものの、7月には94点に得点がアップした。Aさんは「ポイントを抑えた勉強で学年1位になることができ、自分から勉強することが増えました」とコメントを寄せている。

そのほか、詳細は以下の記事をチェックしてほしい。