暖色コーダーと灰・茶コーダーに意識の違い?AtCoderが競技プログラマー就職企業人気ランキング2021を発表

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※この記事はデータサイエンス専門メディア「Da-nce」からの転載です

AtCoder株式会社は、競技プログラミングコンテストサイト「AtCorder」のAtCoderIDを持つ競技プログラマーを対象に「AtCoder 競技プログラマー就職企業人気ランキング2021」を実施し、回答結果を公開した。学生・社会人別の人気企業ランキングのほか、希望職種、レーティング別の企業を選んだ理由などもまとめられている。

調査は2021年8月に実施し、AtCoderホームページなどからオンラインでアンケート回答を募集。有効回答者数は219名(学生113名、社会人95名、その他11名)となった。

企業ランキング:就職企業人気首位は学生・社会人ともにGoogle

学生ランキングには非IT企業も

いわゆる”大手有名企業”が名を連ねた。
1位のGoogleは競技プログラミングコンテスト「Google Code Jam」を開催している。同率2位は競技プログラマーが多く在籍するPreferred Networksとヤフー。3位のフューチャーはインターンやアルバイトで競技プログラマーを積極的に受け入れている。その他トヨタ、ソニー、NEC、鹿島建設、キーエンスなど非IT企業もランクインした。

社会人トップにはGAFAMのほか、キャディなどの有望企業も

社会人トップもGoogle。2位にAmazon、同率3位にマイクロソフト、Preferred Networks、リクルートと、GAFAM(社会人8位のFacebookは2021年10月にMetaに社名変更)や有名IT企業がトップ3にランクインした。6位のキャディはAtCoderのコンテスト協賛のほか、AtCoder上でもコンテスト(キャディプログラミングコンテンスト)を開催する、製造業DXスタートアップ。エンジニアには馴染み深いAmazon Web Serviceや、エムスリーなども得票した。

選定理由:レーティングが高い人ほど「社員の人間関係が良い」「競技プログラマーが入社している」を重視

就職希望企業の選定理由は、学生、社会人ともに「給与や賞与が高い」「成長できる環境」「優秀な先輩(エンジニア)がいる」「福利厚生制度が充実している」「社会貢献度が高い」が上位5位となった。

AtCoderレーティング別では、レーティングが高いほど、「自身のスキルが活かせる」「既に競技プログラマーが入社している」「社員の人間関係」が上位にランクイン。一方、レーティング800未満(茶色・灰色)では「機械学習・深層学習などのAI関連の仕事ができる」「一般的に有名な企業である」「在宅・リモート勤務が可能」なども多く得票していた。



希望業種・職種:まだまだソフトウェア・IT業界が強い

「働きたい業種」には、学生・社会人ともに、「ソフトウェア」「インターネット」がツートップを占めた。最近では事業会社での活躍なども注目されつつあるが、まだまだIT業界を希望する人が多いようだ。社内でのエンジニア数やエンジニアが好む福利厚生制度、整備された開発環境など、事業会社にない部分に魅力を感じている人が多いのかも知れない。

「希望職種」は学生1位が研究職、社会人1位がソフトウェアエンジニアだった。データサイエンティストは学生3位、社会人2位。総合職と回答する学生も少なくない一方、社会人はサーバエンジニアなど専門職を志向する傾向がみられた。

調査概要

  • 調査期間:2021年8月
  • 調査方法:AtCoder公式Twitterアカウント、AtCoderホームページからオンラインでアンケート回答を募集
  • 有効回答者数:219名(学生113名、社会人95名、その他11名)

>>プレスリリース

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