人流や滞留状況などを可視化・分析する「AIカウンター」が販売開始

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アビックス株式会社は12月19日、AIによって人数カウント、人流や滞留状況などを可視化・分析するサービス「AIカウンター」を発売開始したことを発表した。商業施設や店舗などのマーケティング用途として、店舗内のカメラから来店者の行動を可視化・分析できるサービスで、パソコンとウェブカメラのみで簡単に設置することができデータはクラウドで保存することができるため、店舗運営に役立つビックデータを収集可能となっている。

マーケティング課題をAIカウンターで解決

現状の店舗マーケティングとして、会員カードなどの情報、レジスタッフの目視による情報収集を元に来店者の行動分析を行っている。しかし、来店者の売り場での行動は十分に把握できておらず、オンラインショップのような詳細な顧客行動分析ができないことが課題となっていた。同サービスでは、カメラ画像を用いたAI解析によって、来店者の人数や入退出、人流や停留状況などを分析、可視化することが可能。取得データによる来店顧客の行動分析で、今までは難しかった新しい店舗マーケティングが実現可能となるサービスとなっている。

分析結果の活用例

  • 売り場ごとの滞留時間の把握により、効果的な店舗レイアウトなど売り場の改善に活用
  • 来店者数等のビッグデータを活用し、来店予測と商品ロス削減に
  • 店舗のピークタイムを予測して最適なシフト表を作成
  • 混雑状況の把握や通行量調査など

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