日本で暮らす難民女性へ、アノテーショントレーニングを提供開始

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NPO法人WELgeeは6月22日、AI学習データの作成(アノテーション)サービスを提供する株式会社バオバブと協働し、日本国内に暮らす難民の女性に対して、画像アノテーション技術ならびにアノテーションの作業管理、ビジネス基礎を学ぶプログラム「Baobab Annotation team Leader Training Program(Baobab ALT Program)」を提供開始すると発表した。

WELgeeは、2021年度から、紛争や迫害により母国でキャリア形成の機会を得られなかった難民に対して、キャリアカウンセリングやIT技能の習得機会を提供する育成事業を展開している。

バオバブは、AI開発に取り組む大企業や教育機関から学習データ作成を受託し、働き方に制約のある人々へ作業委託と実施支援をすることで、新たな雇用機会を生み出している。たとえば、働く時間や働き方に制約のある子育て中の主婦・主夫や家族介護者、障がいを持つ方々を高品質なAI学習データを作成するアノテーターとして育成している。

本協働では、アノテーターを取りまとめるチームリーダーを育成するためのバオバブの教育プログラムを、WELgeeが就労伴走をする難民の女性に提供する。

これにより、家庭の事情や就労経験、言語の壁などの理由でこれまで就労機会が乏しかった難民の女性たちが、デジタルリテラシーやチームマネジメント能力を得ることや、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を実現することを目指しているという。

本プログラムは以下の4つのステップで構成されている。

  • (1)体験ワークショップ:アノテーション作業の適正を判断するためのお試し作業をする
  • (2)アノテーション作業のトレーニング:アノテーターとして、有償のアノテーション作業をする
  • (3)データチェック作業のトレーニング:ガイドラインに沿って画像データの品質確認のトレーニングをする
  • (4)チームマネジメントのトレーニング:チームのリーダーとして、プロジェクトのマネジメントをする

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