【AI導入事例9選】ビジネスの現場を変え始めた AI。導入事例にみるAIのもたらす未来

Artifical Inteligence Real Business
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突然ですがみなさんAI(人工知能)って、実際どれくらい身近に感じてますか?

僕にとってもまだまだ『身近なAI』となるとiPhoneのSiriくらいのものですが、実はビジネスの世界ではすでにいたるところで活躍してるんですよね。

今回は、そんなビジネスの現場で活用されはじめたAIの事例を紹介したいと思います。

また、弊社のコンサルティング事例の資料も下記にご用意しています。


AIプロジェクトコンサルティング事例

金融業界で革命進行中?既に実働しているAI×金融の現場

IBMワトソンによるコールセンター高速化

Watson

三井住友、みずほ、三菱東京UFJの三大バンク全てのコールセンターにはIBMの人工知能Watsonが導入されています。

各行で活用方法は微妙に異なりますが、大枠では『オペレーターのサポート・システム』として活用。

オペレーターの会話を解析 ⇒ 確認事項と質問に対する答えを表示するといった仕組みで、顧客対応時間が約20%減。顧客満足度を上げつつ、オペレーター不足の解消しています。

秒間2000回?規制間近のAI×株式 高頻度取引

高速取引の写真

海外では規制の動きもありますが、日本でも拡大しているAIを使った勝率100%の高頻度取引。

米国市場と英国市場での同銘柄の金額差やシステムが処理するまでの時間差を利用した取引を爆速で行い、少額の利益を積み上げていくという仕組みです。1秒間に2000回の取引をすることもあるのだそう。

勝率100%と言ってもシステムが正常に動いている時の話であるため、実際にはプログラムの誤作動や設定ミスなどで大損をしたというニュース見られるため、運用は慎重に進めたほうが良さそうです。

クレジットカードの不正使用検知AI

不正検知AIの写真

実は今まで、年間100億円超という金額がクレジットカードの不正使用により被害にあっていましたが、ここ数年は不正検知AIの活躍もあり被害届が100億円未満(平成27年で85.3億円)に留まっているそうです。

クレジットカードの使用を常時モニタリング。会員の利用パターンから大きくズレる行動や、蓄積した不正使用時のパターンに照合。合致した場合はカード会社から会員に連絡が入るという未来的な仕組み。

実際に僕も高額なカメラをカードで買った時に、カード会社からお店に連絡があり電話越しに本人確認した記憶があります。

このモニタリング解析は自動学習しどんどん精度が高くなっていくそうなので、将来は被害にあわれる方がいなくなれば良いなと思います。

1000分の1秒のアドテクノロジー

アドテク

今更言うことでも無いのかもしれませんが、アドテクノロジーは広告の概念を180度変えました。

今までは、広告枠を買う⇒広告を設置⇒ユーザーが見る。という手順だったものが、アドテクによりユーザーが広告枠を見る⇒1000分の1秒で入札⇒広告を表示する。といった真逆の手順に。

ユーザーが広告の「枠」を見た瞬間、属性や興味領域、流入経路の情報を参照し、それぞれの掛け合わせごとに入札された広告情報をindex。最適な広告を配信…というムチャクチャな高速処理を可能にしたのも、やっぱりAIなんですよね。

AIによって仕組みそのものが変わってしまった好例と言えるかもしれません。

BtoCでも続々と。進むAIによる最適化施策

ユーザー毎に最適化するECサイトの増殖

spike

30代、男性、独身、エンジニア、夜型などなど…ざっくりとしたグループに対しての施策を打つだけではなく、AIによるMA(マーケティング・オートメーション)により個々人に対して最適化した施策を打つ

なんてECサイトが、既に現実のものになってきています。

膨大な顧客データを提供することすら必要なく『SPIKE オートメーション』のように、タグを設置するだけでAIがユーザー行動を学習し最適なタイミングで販促をしてくれるようなサービスも。

わずか数千円/月の利用料だけで、メンテすら要らずライトに使えるMAツールの登場…。AIによる本気のone to oneコミュニケーションが、そろそろ本格的になっていきそうです。

転職マッチングAI、異色のコラボ

ペッパーとワトソン

エンジニアの人材マッチングサイト『フォーラムエンジニアリング』では、2016年4月からSoftBankの『ペッパー』とIBMの『ワトソン』を使って人材マッチングサービスを強化。

  1. 感情を認識するペッパーが求職者の本音を聞き出す
  2. 聞き出した情報をワトソンに送る
  3. ワトソンが求職者の希望に一番近い企業を紹介してくれる

といった流れらしいです。

ペッパーとワトソンという2大AIが紹介してくれる就職先ってだけで、僕はすごく興味がわくんですが、、、えと。リリースいつですかSoftBankさん。

もはや人いらず?コンテンツとUIを作り出す新たな挑戦

UI設計とデザインも?人工知能がサイトを作る

ついにコードを書かなくてもWebサイトができる…?かも、知れません。

The Grid』ではサイトの目的を設定して画像とテキストを入れるだけでAIが画像のコントラストを解析し適切にテキストを配置。画像の無駄な部分もトリミングして画像のカラーにあわせてページの色を設定してくれるらしいです。

すごい…将来はエンジニアさえもいらなくなっちゃうんでしょうか。

すでにベータ版は売り切れており検証できませんでしたが、どのようなサイトが出来上がるのか試してみたいものです。

コンテンツすらAIで。AP通信が導入したAI記者ワードスミス

ワードスミス

AP通信、ヤフーなどが人工知能記者『ワードスミス』を導入しました。

まだ簡単な記事だけではありますが、AP通信で四半期ごとに書かれる企業決算記事が、300記事から14倍の4,300記事に増えたらしいです。

ワードスミスが記者の仕事を奪うという意見に対してAP通信の記者はワードスミス導入によってできた時間を取材に使ったり有効に使っていると答えてますが、圧倒的性能のAIと人間がバランスよく共存することなんてありえるのでしょうか。

日本でもいよいよ政府が本腰?楽しくなってきました

日本でもついに政府主導の「人工知能未来社会経済戦略本部」が立ち上がり、いよいよ!といった感じ。

まだAIが目立った活躍をできていない分野も含めてぜひとも盛り上げてもらい、まだ見ぬブルーオーシャンを見つけていって欲しいなー。なんて思っています。

(その時は取材いきますかね)


AIプロジェクトコンサルティング事例