ITエンジニア志望の大学生、4人に1人がインフラエンジニアの仕事を「全く知らない」

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株式会社ブレイバンステクノロジーズは2021年12月13日、現在4四年制大学に通っており、新卒としてITエンジニアの職種を希望している東京在住の方101名を対象に実施した「インフラエンジニア」に関する認知度調査の結果を発表した。

ITエンジニア志望の大学生が最も希望する職種1位は「Webエンジニア」

「あなたがITエンジニアとして最も希望する職種を教えてください」という質問に対して、Webエンジニアが46.5%、制御・組み込みエンジニアが17.8%と、開発エンジニアが6割強を占め、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア、データベースエンジニアなどの「インフラエンジニア」は26.8%にとどまった。

インフラエンジニアを希望する理由「人の生活になくてはならない」が最多

サーバーエンジニアなどの「インフラエンジニアを最も希望する」と回答した人に対してその理由を聞くと、「人の生活になくてはならないインフラだから」が55.6%、「常に最先端の技術が出てきてこれから必要になるスキルだと思うから」と「不況でも需要がある領域だから」が同率で40.7%だった(複数回答)。

自由回答では「22歳:人の役に立つ仕事がしたい」「21歳:自分の興味のある分野だから」などの回答が得られた。

開発エンジニア職志望の約3割がインフラエンジニアの仕事内容について「全く知らない」

Webエンジニアや制御・組み込みエンジニアを希望すると回答した人に「インフラエンジニアの仕事内容について知っていますか」と聞くと、「全く知らない」が24.6%、「少し知っている」が47.7%で過半数を占めた。

ITに関して「そもそも勉強していない」が3割以上

回答者全員を対象とした「あなたがITに関して勉強した内容を教えてください(複数回答)」という質問には、「html」が35.6%、「Java」が29.7%、一方で30.7%が「そもそも勉強していない」と回答した。

自由回答では「ITパスポートの試験勉強」「基本情報技術者試験の勉強」などの回答が得られた。
<自由回答・一部抜粋>

  • 22歳:ITパスポートの取得、プロゲートでプログラミングの勉強
  • 21歳:ITパスポートの内容を一通り
  • 21歳:ITパスポートの試験勉強
  • 21歳:基本情報技術者試験の勉強
  • 21歳:MATLAB基本情報技術者試験
  • 20歳:計算機アーキテクチャ、アルゴリズム設計
  • 20歳:ウェブアプリ、コードの意味

ITに関して勉強したい・したかった内容「Java」「Python」「データベース」が同率1位

最後に、「あなたがITに関して勉強したかった・勉強したい内容を自由に教えてください(複数回答)」という問いに対しては、「Java」「Pyhton」「データベース」が同率で33.7%だった。ほかには「ネットワーク」32.7%、「サーバー」27.7%、「JavaScript」24.8%などが挙がった。

自由回答では「CGについて」や「情報処理」などの回答が得られた。
<自由回答・一部抜粋>

  • 22歳:CGについてなど
  • 22歳:情報処理
  • 21歳:人工知能
  • 22歳:プログラミング言語の「R」
  • 20歳:自作PCを作ってみたいです
  • 21歳:基本情報技術者試験

本調査では、「インフラエンジニア」についての認知度がまだまだ低いことがわかった。一方、インフラエンジニアを志望する大学生からは「人の生活になくてはならない」「これから必要になるスキル」「不況でも需要がある領域」という回答があるように、インフラエンジニアについて知ることで開発エンジニアとは違った動機や将来性を見出だせることが明らかになった。

調査概要は以下のとおり。

  • 調査概要:「インフラエンジニア」に関する認知度調査
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2021年10月27日〜同年10月29日
  • 有効回答:現在、四年制大学に通っており、新卒としてITエンジニアの職種を志望している東京在住の方101名

>>ニュースリリース

未経験転職を狙う社会人もインフラエンジニア志望者は3割

同社は未経験でITエンジニア職種を志望する社会人向けの調査も実施していて、「インフラエンジニアの仕事内容を全く知らない」人は4割を超えた。インフラエンジニアの需要が高まっている反面、仕事内容が分からずに志望する人が少ない、という実態が浮き彫りになった。

まずはインフラエンジニアそのものの認知度を上げることが必要だといえるだろう。