UnsplashのJonathan Kemperが撮影した写真
OpenAIは、5月12日にChatGPT PlusのユーザーがWebブラウジングと70以上のプラグイン機能にアクセスできるようになったと発表した。これは3月に発表されたWebブラウジング機能とサードパーティ製プラグインを、ベータ版として「ChatGPT Plus」ユーザーに提供開始するものだ。
これまでは「私の知識は2021年9月までのものですので」という回答しか得られなかったプロンプトでも、リアルタイムの情報を取得できるようになるという。Webブラウジング機能には、MicrosoftのBing検索APIを使っており、セーフモードに関する作業などをMicrosoftから引き継いでいるとのこと。また、回答時に参照したURLなども確認できる。
この機能は、ChatGPT Plusの設定メニューから利用可能だ。ベータ機能の中に「Webブラウジングとプラグイン」の項目があり、これを有効にすることでプラグインにアクセスし、目的の拡張機能をインストールできるようになる。しかしすべてのChatGPT Plusユーザーが利用可能になっているわけではない。また、無料ユーザーがプラグインにいつアクセスできるようになるかは不明だ。
この発表は、MicrosoftがBing AIチャットボットのプレビューを発表し、GoogleがAIチャットボットBardを世界のユーザーに公開した約1週間後になされた。Microsoftは画像生成、テキスト以外の画像や動画のサポート、AI機能のための永続的なEdgeサイドバーなど、Bing AIチャットボットの大幅な更新を発表している。