回転寿司「すし銚子丸」にAI配膳ロボットが導入「子供や家族連れに人気が出そう」

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画像はAI配膳ロボット「サービスショット」の様子

株式会社銚子丸は9月7日、すし銚子丸雅 習志野店に「自立歩行型完全AI配膳ロボット」を試験導入したと発表した。

今回導入したのは、株式会社アルファクス・フード・システム(以下、AFS)が2020年3月に発表した、外食産業向けAI配膳ロボット「サービスショット」だ。

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自立歩行するAI配膳ロボット 配膳時の障害物を感知しながら配膳

昨今、外食産業では慢性的な人手不足に加え、コロナ禍における非接触型の店舗オペレーションの対応に向けて、配膳ロボットに対する導入ニーズが高まっている。しかし、従来の配膳ロボットでは、まず歩行誘導タグを天井に取り付けなくてはならなかった。また、天井設置のセンサーのルートに沿って配膳ロボットが歩行する方式が多く、導入設置の煩雑さや設置工事などのコスト負担も大きかったため、普及の障壁となっていた。

今回、銚子丸が導入するサービスショットは、ロボットに搭載された人工知能(AI)が静止位置を記憶し、配膳時の障害物(テーブル、椅子、人、壁)などをセンサーが感知しながら、歩行ルートをAIが導き出して店内を歩行するもの。導入時のセンサー取り付け工事は不要となり、店舗スタッフによる設定も容易にできるため、導入後にレイアウト変更などで歩行誘導経路の変更があっても、店舗スタッフが対応できる。さらに、抗菌処理された収納BOX内に料理を入れて運ぶ、密閉型を採用しているため、衛生面も考慮された仕組みとなっている。

「子どもや家族連れは興味津々、人気が出そうです」

実際にサービスショットを導入した、すし銚子丸雅 習志野店では「こんなにセッティングが簡単なのは驚きました」「操作も簡単ですし、レイアウト変更などがあった時の歩行ルートの確認も思ったより簡単です」「配膳の操作も簡単で若い従業員だけでなく、年配の従業員にも難なく操作できそうです」「子どもや家族連れなどはあの独特のフォルムや走り方に早くも興味津々、人気が出そうです」などの声も挙がっている。

サービスショットは、AFSが提供する顧客注文端末オーダーシステム「オーダーショット」とも連携可能だ。そのため、今後は配膳だけではなく、下げ膳(さげぜん)機能や配膳ロボット自体が食事客の席をまわって追加商品を促すおススメ機能なども、リリースしていく予定だという。

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刃物などの危険物を検出するAIロボット 人件費削減などに貢献

AI自律移動型ロボットの活用で、業務負担の軽減や人手不足解消が期待できる。

グローバルウォーカーズ株式会社は2020年7月8日、同社のAI技術とセントラル警備保障株式会社のノウハウを組み合わせ、自律移動する警備ロボット向けの「AI物体検出システム」を受託開発したと発表した。

AI物体検出システムは、最新のディープラーニング研究成果を含む複数のAIモデルを用いることで、高精細カメラ映像から対象物体を高精度に検出可能にしている。

AI物体検出システムを搭載した警備ロボットは、公共施設やオフィスなどの人が行き交うような場所においても、白杖(はくじょう)や刃物を高精度かつ即座に検出可能だ。そのため、これまで警備員では難しかった長時間の巡回警備業務が可能となり、警備員の業務の負担軽減や人件費の削減が期待されているという。