株式会社タカラトミーは5月23日、パパやママそっくりの声をAIがつくる読み聞かせスピーカー「coemo(コエモ)」を、9月下旬に発売すると発表した。
全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等で発売する。予約受付は「タカラトミーモール」にて6月14日から開始する。
「coemo」は、最先端のAI音声合成技術「コエステーション」を活用し、実在の人物の声とそっくりな合成音声で読み聞かせする、読み聞かせスピーカーだ。プロのナレーターの感情表現や抑揚を再現することで、自然な読み聞かせを実現しているという。
音声登録のアプリ「コエステーション」と、おはなし(童話)コンテンツなどを搭載している「coemoアプリ」を連動させてコエを登録し、スマートフォンで好きなコンテンツを選んで本体に送信すると、「coemo」が指定したコエで童話を読む。
祖父母や親戚などが「コエステーション」でコエを登録し、「coemoアプリ」で連携すると、おはなしの配役でコエを変えることもできる。
また、それぞれの童話に合わせた効果音やBGMがついているため、臨場感ある読み聞かせが楽しめる。
「coemoアプリ」には、無料で楽しめる60コンテンツを揃え、日本や世界の童話、オリジナルストーリーなど45作品のほか、睡眠のプロ「BRAIN SLEEP」(ブレインスリープ社)とコラボレートした良質な睡眠へ導く音楽や、「ねるまえたいそう」などのコンテンツも楽しめる。
子どもの成長に合わせて長く使えるように、追加の有料コンテンツも展開予定だ。幼児教育実践研究所「こぐま会」とのコラボコンテンツでは、寝る前に耳でじっくり聞いて、子どもの聞く力や集中力、理解力を養えるという。
本商品を使用し読み聞かせすることで、親子のスキンシップの時間を充実させ、子どもにとっても大人にとっても楽しいひとときや、映像や本に慣れ親しんでいる子どもたちに「耳で聞いて想像する新たな体験」を提供するとしている。
実際にモニター調査では「パパやママのコエで安心感がある」「BGMがあるのでおはなしの世界に惹き込まれやすい」「聞くことに集中し想像力につながる」「両手があくので一緒におはなしを聞いて、一緒に触れ合える」など、読み聞かせの時間がより充実したとのコメントも得られた。
「子どもに本を読ませたいが、毎日の読み聞かせは大変」「下の子をお世話しながら読み聞かせするのは大変」などといった保護者の気持ちに応えられる商品だ。
「coemo」の特徴は以下のとおり。
- 毎日の読み聞かせが楽しみになる、こだわりの合成音声
- 聞き慣れた保護者のコエでおはなしを聞ける
- 感情表現や抑揚を再現した自然な読み聞かせ
- おはなしに合わせた効果音やBGM
- 事前に子どもの名前を登録しておくと、おはなしの中で子どもの名前を呼んでくれるオリジナルストーリーもある
- 聞くことに集中でき、子どもの想像力・創造力を養う
- 簡単操作でコエを登録
- スマートフォンに「コエステーション」と「coemoアプリ」をインストール
- 「コエステーション」でユーザーの音声を録音してコエを作成(声の収録は最初に約15分間指定の原稿を読むだけ)
- 「coemoアプリ」と連動させ、好きなコンテンツを3つ選んで本体へ送信
※スマホアプリ「コエステーション」はiOS15以上で、iOS15対応のiPhone/iPadで利用可能。Android版も今後リリース予定
- 無料で楽しめる60コンテンツ
- 日本や世界の童話、全45作品(おはなし例:赤ずきん/はだかの王様/北風と太陽/3匹のこぶた/桃太郎)
- 英語の歌
- オルゴールメロディ
- 「BRAIN SLEEP」とのコラボコンテンツ5種類
- 幼児教育実践研究所「こぐま会」とのコラボコンテンツ(例:おはなしを聞いたあとに理解度を確認する質問が出題される)
- 子どもの成長に合わせたおはなしやBGMなど
商品の概要は以下のとおり。
- 商品名:「coemo」
- 希望小売価格:1万2980円(税込)
- 発売日:2022年9月下旬
- 対象年齢:3歳以上
- 商品内容:coemo本体、スタートアップガイド(操作をする際は別途スマートフォンが必要)
- 使用電池:単3形アルカリ乾電池×3(別売り)
- 商品サイズ:(W)125×(H)90×(D)120mm
- 取扱い場所:全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」など
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