参院選の各党主張をAI分析 「強い主張はあるが論理性が低い」「トークスキルは高いがロジックに偏りがある」政党は?

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AIでコミュニケーションを分析するサービス「COGシリーズ」を展開するコグニティ株式会社は、7月10日に実施される第26回参議院議員通常選挙で各政党が掲げる公約・政見放送・街頭演説をAIで分析した結果を「AIトーク分析で考える、2022参院選」特集ページで公開している。

同ページでは「有権者が納得して投票するための情報提供」として、各党の主張内容のロジカルさや各党の大事な主張内容をランキング形式で紹介するなど、同社のAI分析結果が更新されている。
7月9日まで更新中のコンテンツは以下のとおり。

  • 公約比較:主要政党の公約を分析し、各政党の特徴をそのロジックから紐解く(8政党)
  • 公約詳細:主要政党の公約を各政党別にどのような論理構成をしているか分析(8政党)
  • 政見放送:主要政党の政見放送を分析し、その論理性を分析・比較(5政党)
  • 街頭演説:泡沫政党も含めYouTube公開している街頭演説について分析(14政党)
  • 総合分析:これまでの全データで振り返る、政党の主張と傾向(14政党)

本稿ではそのうち一部を抜粋して紹介する。

公式動画のスピーチをもとに公約や政党の特徴を比較

「公約比較」では、各政党の公約に関する動画を話量や論理構成の観点からAI分析している。分析対象は、各党が公開する公式YouTube・候補者公式YouTubeの選挙関連動画8本(他、調査全体では政見放送5本・街頭演説41本)とのことだ。サマリーは以下。

出典:プレスリリース

自由民主党、公明党、立憲民主党では、具体的な主張が見られなかったという。

各党の大事な主張はなに?

各党の公約動画に「論点サマリー機能」を使い、聞き手に強い印象に残せた話題をランキング形式で紹介しているコーナーもある。

出典:プレスリリース

自民党・公明党・日本共産党は列挙型の話をしているので、1位に「いくつ主張があるか」が検出された。日本維新の会は「無償出産」、国民民主党は「給料Up」、 日本共産党は「中小企業の保険料減免」、れいわ新選組は「消費税廃止」、 社民党は「憲法9条」が、それぞれ一番説明された話題だという。

このほかにも特設サイトでは、同社のAIによるプレゼンテーション分析サービス「COG-PRESEN」で解析したレポートも見ることができ、プレゼンの情報量や構成の評価、各トピックに対するフィードバックなどが公開されている。

出典:自民党公約 詳細分析レポート

出典:自民党公約 詳細分析レポート

投票日は2日後に迫っている。街頭演説や選挙特番をはじめ公式動画やSNSなど多くの情報が溢れているが、各党を知るひとつの切り口として「AI分析」の結果を見てみては。

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