新型コロナウイルスの防止・予測・抑制に向けたハッカソンが開催中

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株式会社groovesのマレーシア法人Grooves Sdn.Bhd.は3月30日から、ソフトウェア開発者・データサイエンティスト向けの国際的オンラインハッカソンイベント「Coronavirus Hack」を開催している。

期間は2020年4月13日(月)までで、世界トップクラスのデータサイエンティストがメンターとして参加者の開発をバックアップしながら、新型コロナウイルスの新たなソリューションの発掘を目指す。

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ロックダウンしたマレーシアからネットを通して解決へ

本ハッカソンは、完全英語ベースかつ100%オンラインでの開催だ。また、マイクロソフト、AWS、マレーシアの通信・マルチメディア省傘下の政府機関MDEC(マレーシアデジタルエコノミー公社)からのスポンサーや、AI Geeks(外部サイト)などの世界のデータサイエンティスト関連コミュニティからの協力を得て運営している。

対象はデータサイエンティストやソフトウェア開発者。新型コロナウイルスに対する「防止・予測・抑制」を実現できるウェブまたはモバイルベースでのプロダクト開発を、世界の協賛スポンサーから提供されるビッグデータを活用し2週間で作り上げる。

賞品は最高4000米ドル以上と、さらなるアイデアのためのアクセラレータプログラムへの優先的参画権が提供される。

Grooves Sdn.Bhd.が拠点とするマレーシアでは、3月18日から東南アジアで初となるロックダウン(都市封鎖、外出制限)が実行されている。

今回のハッカソンの開催は、「インターネットを通じて世界中の人々が協力し、直面する問題を乗り越える『きっかけ』を提供すべきである」と考えて企画された。

また、株式会社groovesの代表取締役の池見氏も、「このたびのオンラインハッカソンが、国境を越えて人々が世界共通の新型コロナウイルスという問題に立ち向かうきっかけとなり、ひいては新型コロナウイルス対策の一助となることを目指します」とコメントしている。

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ネットでのデマ、エイプリルフールは監視を強化

4月1日はエイプリルフールだったが、SNSなどでは多くの著名人が「新型コロナウイルス関連の嘘はやめよう」と投稿していた。

悪質なデマ情報が拡散されると、社会活動に混乱が生じかねない。それこそ、災害時や緊急時は、多くの人の行動に影響を与え、復興の妨げになることさえあるからだ。

エイプリルフールに備え、リアルタイム危機管理情報サービス「Spectee」を提供する株式会社Specteeは3月30日、新型コロナウイルス関連のデマ情報の拡散状況を監視する体制を強化すると発表した。

同社のサービスであるSpecteeは、AI技術を活用し、SNS等をリアルタイムに収集・解析し、災害や火災、事故、事件などの緊急性の高い情報、感染症や企業のBCP対応などのリスク情報を配信するクラウドSaaS型のサービスだ。

Spectee社の監視において、リスクの高いデマ情報を発見した際は、報道機関や官公庁、自治体などへ迅速に伝達するようにしていた。

(筆者が確認したところでは)新型コロナウイルス関連の嘘は、著名人らの注意喚起もあったことで防がれていたように思われる(他国での炎上は除く)。

いまだ終わりの見えない新型コロナウイルスの流行だが、AIやデータの力も使って解決できる日が一日でも早く来ればいいと願う。