商用利用可能な対話AIがオープンソースとして公開、英語にも対応

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株式会社コトバデザインは3月30日、対話AIの基本技術をオープンソースソフトウェアとして公開した。

公開されたのは「COTOBA Agent OSS」で、MITライセンスで商用利用可能なのが特徴。コピー、修正、マージ、公開、配布、およびサブライセンスに制限が無く、誰もが最良技術を統合して最新ソフトウェアを活用可能だ。

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公開時は日本語と英語のみだが多言語対応が可能な設計

公開されたCOTOBA Agent OSSの構成は以下。
対話制御(日英)
・産業応用のために独自拡張した AIML のインタプリタ
・サンプル AIML
意図解釈(日英)
・深層学習による意図解釈の学習・推論の機能
・訓練データサンプル(日)
・大規模データで訓練したモデル(日)

公開時のCOTOBA Agent OSSは、日本語と英語に対応しているが、多言語対応が可能な設計だ。

COTOBA Agent OSSを使えば、クラウド、オンプレミスを問わず対話エージェントの実装・実行が可能になる。

COTOBA Agent OSSは、セキュリティーと拡張性を担保するために5000項目以上の試験を実施し、研究だけでなく大規模商用利用できるようにしている。産業用としては初となるオープンソース対話エンジンとのことで、IoTからのセンサー・画像情報や、外部APIとも連携できる。

またCOTOBA Agent OSSは、対話の制御と応答の生成にルールベースを採用し、ルールベースで困難な自然言語のゆらぎ吸収のためには、深層学習を活用した意図解釈を用いる。ルールベースには、確実な制御が可能なだけでなく、機械学習などのアプローチに求められる大量の実例がなくても開発できる利点がある。

膨大なコストをかけて対話例を収集してから開発するのではなく、開発した対話エージェントを実際に運用し、収集した対話例や、ユーザーからのサービスなどへのフィードバックを取り入れて、全体を改善するアプローチが可能だ。

ちなみにCOTOBA Agent OSSには、総務省からの委託研究テーマ「高度対話エージェント技術の研究開発・実証」の成果が活用されているとのこと。

GitHubのレポジトリーは以下となっている。
https://github.com/cotobadesign/cotoba-agent-oss

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対話型AIで面接をするプロダクト、タレントアンドアセスメントが提供

対話型AIを使ったサービスは、スマートスピーカーやチャットボットなどいくつか存在しているが、なかでも注目してほしいのは対話型AI面接サービスだ。

株式会社タレントアンドアセスメントが提供しているサービスで、AIがヒアリングを行い、専門スタッフが面接評価レポートを作成する。

面接受験者は、スマートフォンから24時間365日、いつでも面接できるのが最大のポイント。時間や場所の拘束がないので、学生や転職希望者なども活用しやすい。

企業側は、受験者の面接終了後の動画と音声、評価レポート、回答内容のテキストなどを用いて採用可否を判断する。

株式会社タレントアンドアセスメントの対話型AI面接サービスについては、レッジが2020年4月30日まで開催している「Ledge.ai EXPO」からでも資料ダウンロードが可能だ。