株式会社サイバーエージェントは11月1日、収益拡大につながる企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に特化する子会社「株式会社サイバーエージェントDX(サイバーエージェントディーエックス)」を設立したと発表した。
サイバーエージェントは2020年から小売や医療、行政に向けてDX支援事業を手がけてきた。「複雑化する会員データを統合できていない」「顧客の多様化するデジタル接点に対して効率的にコミュニケーションが図れていない」など、デジタルシフトに課題を持つ企業が他にも多数あることから、顧客基盤を持つあらゆる企業を対象にDXを支援する子会社を設立したという。
サイバーエージェントDXは、既存のDX支援事業会社の多くが業務効率化や電子化などコスト削減を目的としたサービスを提供しているのに対し、企業の収益拡大を目的としたDX推進に特化している。広告事業の立ち上げ、データ基盤の構築、アプリの開発・運用までを一気通貫でサービス提供する。
サイバーエージェントDXはDX人材の採用および育成を強化し、2023年までに約100名を採用することで、2025年に売上高100億円を目指すとしている。
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