就活生からの質問にいつでも答えるチャットボット、ダイキンが導入

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<※画像はダイキン工業株式会社より>

就職活動は右も左もわからないことだらけだった。そもそも、気になったことを気軽に聞いていいのかさえわからない。何がわからないのかわからない状態だった。





このような疑問や悩みを抱える就活生向けに、ダイキン工業株式会社は3月10日、学生からの質問に24時間いつでも答えるAI(人工知能)を活用したチャットボットの試験導入を発表した。ダイキン工業における新卒採用で活用していく。

コミュニケーションを増やして会社への理解を深める

ダイキン工業が導入したチャットボットは、2020年3月2日から8月31日まで、コミュニケーションアプリ「LINE」上に公式アカウント「DAIKIN RECRUITMENT」を開設し、24時間いつでも就職活動やダイキン工業株式会社に関する質問に回答する。狙うのは、学生とのコミュニケーションの機会を増やすことで、会社への理解を深めてもらうことだ。

就職活動では、自分の知りたいことを気軽かつタイムリーに情報収集できることほど、心強いものはない。時間を気にせずに質問できるので、翌朝まで待とう……という心配もなくなりそうだ。

ダイキン工業は、チャットボットでの会話をもとに学生のニーズをさらに理解し、さまざまな機能や採用施策の拡充につなげていく。

ちなみに、今回試験導入しているチャットボットは、人事本部採用グループと、2017年12月に開設したAI・IoT人材を育成する社内講座「ダイキン情報技術大学」の受講生が共同で開発したとのこと。

LINE上で展開するAIチャットボット画面

>> プレスリリース

吉野家ではアルバイトの採用面接にAIを使っている

多くの業界で「人材不足」と言われているものの、人を採用するのにも採用担当者や面接官などの人員が必要だ。

そこで、牛丼チェーンの吉野家は2019年4月から株式会社タレントアンドアセスメントのAI面接サービス「SHaiN(シャイン)」を導入している。

シャインは、AIで対話面接をし、専門スタッフが応募者を分析した面接評価レポートを導入企業に提供する。応募者は、企業が定めた期間内で、スマートフォン専用のアプリを使って、時間に縛られずに面接が可能。これにより、応募者は面接を受けやすくなり、企業の採用担当者は面接調整にかけていた工数を削減でき、入社までの時間を大幅に短縮できる。

試験導入した際に吉野家は「応募者のドタキャンによる機会損失の削減」「採用しない人との面接がなくなった」などの効果を得られたという。

AIを使った採用の新たな形。いずれは、AIが採用することで「応募から内定まで0日」がデフォルトになるかもしれない。