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サイバーAI企業のDarktrace(ダークトレース)は2月8日、SolarWinds(ソーラーウィンズ)へのサプライチェーン攻撃が原因で政府機関や多くの企業がハッキングされる事件起きた2020年12月には、サイバーAI技術のトライアル導入リクエストが前年同月比で1.4倍に増加したと発表した。
ダークトレース CSO(最高戦略責任者)のニコール・イーガン氏はこのような状況を受け、「ダークトレースにはイノベーションの歴史があり、もっとも複雑な攻撃に自動対処するために必要なテクノロジーをお客様に提供し続けています。企業がリモートワークに移行し、ますます多くのクラウドベースのツールを採用するようになったことで、クラウドネイティブかつ自律的なサイバー防御のニーズが高まっているのです」と見解を明らかにする。
また、ダークトレース CEOのポピー・グスタフソン氏は「SolarWindsに関連した悪質なキャンペーンを含む最近の攻撃は、デジタルシステムの内部に潜む密かな侵入者から組織を保護するためにシグネチャベースのツールはもはや不十分であることを露呈しています」とコメント。
続けて、「ダークトレースのAIは、このような新しいタイプの脅威を検知し、その拡散を遮断するためにリアルタイムに介入するように設計されています。旗艦製品の最新アップグレードに対する世界的な需要の高まりは、従来のネットワーク内部に加えて、クラウド、Eメール、ホームオフィスを含むデジタルインフラ全体を保護しようとするCISOを、Darktraceが独自の立場で支援していることの証左です」と述べている。
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