第1期、第2期と募集人数をはるかに超える応募が殺到した「Data Science Online Course」第3期受講申し込みの締め切りが10月15日に迫っています。
分野・スキルは関係なし。初心者からデータサイエンティストへ一気にスキルアップ
東京大学の学生向けに設置されたカリキュラムを完全自習可能な社会人向けオンラインコースとして開講されたこの講座。大量のデータを自由自在に解析・分析し、隠れた関係性を発見するデータサイエンスの技術が学べます。
今回は300名を定員としており、受講対象者としてさまざまな分野の人が挙げられています。
- 高度なデータ解析でインパクトを出したいビジネス/マーケティング分野の専門家
- 機械学習技術を身に付けたいソフトウェアエンジニア
- データを扱うスキルの基礎を網羅的に学びたい非情報系の研究者
- ディープラーニングを学ぶための前提スキルを一気に身に付けたい方
*学生は対象外
非情報系の専門家や研究者が受講対象者に挙げられていることから、ありとあらゆる分野においてデータサイエンスのニーズが高いのがわかります。
コース修了後までにデータサイエンティストとして一人前になるレベルを目指すそうですが、初めに必要なスキルは以下の2つ。
- Pythonで基礎的なコーディングができる
- 大学初等数学を理解している
初めに求められるスキルは決して多くなく、データサイエンス初心者の人でも大丈夫です。定められた期間でオンライン講座を受講し、課題をクリアして修了を目指します。
- 期間
全13週間
総合演習問題を除く13Chapterを、1週間1Chapterを目安で学習。(1Chapter4時間程度のボリューム)
*欠席を4回以上(全13回のうち、4回以上システムの利用がなかった場合)したアカウントは停止 - 修了証
13のChapterと総合演習問題(最終課題)をクリアした人を対象に講座修了証を発行
また、修了者はさまざまな機会を提供されるクローズドなコミュニティ、データサイエンス関連のイベント・勉強会や研究プロジェクトへ参加できます。
コース日程は以下の通り。
- 募集締め切り
2018年10月15日(月) - 講義開始
2018年11月 - 修了式
2019年3月頃
「実際に手を動かす」を第一にした講義
工学分野に限らず、医療や経済、経営・ライフサイエンスなど非常に多くの分野で需要が生まれているデータサイエンスのスキル。
非情報系の人でも短期間でデータサイエンスを習得し活躍するため、本講座では「実際に手を動かす」ことを目的としたさまざまな工夫が施されています。
- Practice > Theory
理論よりも実際の問題への応用に主眼を置き、手を動かしながら実装力を身につける - End-to-End
分析の「流れ」を掴むことを意識し、データのセットアップから解析、可視化やモデルのアウトプットまで一気通貫のスキルを身につける - ILect
「Practice makes perfect」の考えに基づき、ブラウザ上からアクセス可能なフルスタックのLinux+Python開発環境を提供する「ilect.net」を利用する
ありがちな「開発環境の設定でつまづいた」「理論は分かったけれど、実際にどう使うかわからない」といったことも避けられそうです。
現代では、マーケターや経営者にも、数学的なデータ解析・分析や統計データを可視化できるスキルが求められています。日頃データサイエンスから遠い分野にいる方も、この講座を機会に目を向けてみてはいかがでしょうか。
応募はこちらから。