株式会社DATAFLUCTは6月4日、5日に「Carbon Neutral Alternatives(カーボンニュートラル オルタナティブズ)脱炭素の未来をつくる、あたらしい選択肢」を開催する。
DATAFLUCTは、環境価値・社会価値・顧客価値・経済価値を両立させた最適解にたどり着く方法「サステナブルアルゴリズム」をすべての事業開発の軸に、データ活用で社会課題を解決することを目指している。
環境保全への関心を深めるための国際的な記念日である「環境の日(6月5日)」に開催する本イベントでは、カーボンニュートラルな選択肢を知り、未来について考えるきっかけを作りたいという思いから、さまざまなコンテンツを用意しているという。
イベント開催概要
- イベント名:Carbon Neutral Alternatives 脱炭素の未来をつくる、あたらしい選択肢
- 開催期間:2022年6月4日(土)11:00〜18:00/6月5日(日)11:00〜16:00
- 開催場所:恵比寿ガーデンプレイス センター広場※雨天決行
- 参加費:無料(入退場自由)
- 主催:株式会社DATAFLUCT
- 公式Webサイト:https://cna2022.becoz.ai/
本イベントのコンテンツは、「未来を体験する」「インスピレーションを受ける」「アクションを起こす」という3つのテーマで分類される。
【「未来を体験する」ためのbecoz体験ブース】
環境価値流通プラットフォーム「becoz」ブースにて、自身の生活によるCO2排出量を可視化できる「becoz wallet」を体験できる。
「becoz wallet」に会員登録して質問に回答すると、CO2排出量の算出や自身の排出量のカーボンオフセットを体験できる。CO2排出量の可視化を体験した人にはノベルティが用意されている。
また、「becoz wallet」と決済データを連携し、排出量を可視化できる「becoz card」に申し込みすると、抽選でプレゼントが当たるという。
【プレゼントの一例】
- LFCコンポスト 専用バッグ&専用基材(10名)
- becoz オリジナルTシャツ各種(10名)
- petagonia ブランドTシャツ各種(10名)
- Allbirds ブランドTシャツ各種(10名)
- 熟成蟋蟀(コオロギ)醤油(8名)
- becoz オリジナルエマージェンシーボトルキット(30名)
- LOOP GREEN & ARTSTONE(100名)
【「インスピレーションを受ける」ためのトークセッション】
カーボンニュートラルに向けた取り組みをする先駆者・専門家によるトークセッションを開催する。現状を知り、未来について考えるきっかけを提供するという。
チケットサイトより事前申し込みすることでトークセッションのライブ配信およびアーカイブ視聴が可能。
タイムテーブル
<6月4日(土)>
11:30-12:15 オープニング
久米村隼人(株式会社DATAFLUCT 代表取締役)
a(n)action
12:30〜13:15 暮らしの中のカーボン CANのCO2排出量はどれくらいか
東京都市大学伊坪研究室
13:30〜14:15 食を変えることで未来は変えられる
Mayu 氏(Quisine 代表)
細井優 氏(Red Yellow Green 株式会社代表取締役)
葦苅晟矢 氏(株式会社エコロギー代表取締役)
14:30〜15:15 カーボンニュートラルを仕事にする
加藤貴大 氏(リクロマ株式会社 代表取締役)
馬場智也 氏(株式会社ウェイストボックス 環境ソリューション事業部)
15:30〜16:15 未来の新しいものさしと責任ある企業とは
中西悦子 氏(パタゴニア日本支社 環境・社会部門 アクティビズム・コーディネーター)
福屋剛 氏(株式会社ウィファブリック代表取締役)
池田将太 氏(ハチドリソーラー代表取締役社長)
16:30〜17:15 まずはできることから ごみ問題の今と未来
堀田陽香 氏(株式会社ピリカ)
松本恵里佳 氏(PlaRial)
<6月5日(日)>
12:00〜12:45 大企業横断の有志メンバーが取り組むカーボンニュートラルの世界
岡井啓明 氏(BRIDGEs、SOMPO ホールディングス)
田中悠太 氏(BRIDGEs、日揮ホールディングス)
松葉明日華 氏(BRIGDEs、日本電気株式会社)
13:00〜13:45 循環型社会の実現に向けて
那須 清和 氏(Circular Economy Hub 編集長)
猿田哲也 氏(一般社団法人サステナブルサロン協会 代表理事)
マクティア・マリコ 氏(一般社団法人Social Innovation Japan 代表理事・共同創設者, mymizu 共同創設者)
14:00〜14:45 持続可能なファッションの未来
蓑輪光浩 氏(オールバーズ合同会社 マーケティング本部長)
唐沢海斗 氏(ラヴィストトーキョー株式会社 代表取締役)
滝越潤 氏(Bioworks株式会社 執行役員)
15:00〜15:45 これからは個人も行う時代 カーボンオフセットとは
水谷伸吉 氏(一般社団法人more trees 事務局長)
舘野真理子 氏(株式会社SATO COMPANY 代表取締役)
15:45〜16:00 クロージング
久米村隼人(株式会社DATAFLUCT 代表取締役)他
【「アクションを起こす」ためのワークショップ】
ブースエリアでは、エシカルなアイテムの販売・ワークショップを実施し、「できることから日常に取り入れる」というアクションを実践できる。
イベント会場マップ
becoz wallet / becoz card(主催者)
「becoz wallet」と「becoz card」は、一人ひとりのCO2排出量を可視化し、1.5℃目標に沿ったカーボンオフセットやライフスタイルを提案する。ブースでは会員登録をした来場者にノベルティをプレゼント、さらにカード申込みをした来場者には景品が当たる。
rebake(ロスパン販売)
「rebake(リベイク)」では、パンの廃棄を減らすべく、廃棄になってしまいそうな「ロスパン」を積極的に扱っている。今回のブースでは、CO2排出量の少ない国産のお米のパンをはじめ、全国各地の廃棄になりそうなパンの販売やサンプルの提供、食品ロス削減の体験などを実施する。
Carbon Pay構想(モックアップ展示)
「Carbon Pay(カーボンペイ)」は、自分自身のCO2排出量を可視化し、家電や電子決済端末などからCO2を吸収する取り組みを支援するという。スマートフォンで自分自身のカーボンフットプリントを確認したり、生活家電を通して「Carbon Pay」する暮らしを体験できる。
東京都市大学伊坪研究室(研究内容展示)
東京都市大学伊坪研究室では、製品やサービスの一生にかかる環境負荷を定量的にはかるための評価方法、LCA(ライフサイクルアセスメント)に取り組んでいる。ブースでは、Carbon Neutral AltrenativesでのCO2排出量事前算定結果や、所属学生の各種研究結果を展示する。
など、計12ブース。
本イベントは、「データサイエンスの力でカーボンニュートラルな未来を実現する」ための3つのステップ(上記の図を参照)のうち、Step2で描く「環境価値の流通」が実現した世界のイメージを共有し、共感してくれる個人・企業・団体とつながっていきたいという思いから開催する。
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