1枚のイラストからアニメーションを自動生成。深層学習エンジン「DeepAnime」

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株式会社AlgoAgeは、1枚のイラストからキャラクターの顔のアニメーションを自動生成する深層学習エンジン「DeepAnime」を開発、提供を開始した。

深層学習
深層学習とは、機械学習の手法の1つで、ディープラーニングともいう。複数の入力値を数値計算し出力値を導出するパーセプトロンという構造が複数接続されたものをニューラルネットワークといい、ニューラルネットワークの層を増やして学習するものが通常ディープラーニングと呼ばれている。

イラスト1枚でアニメーションの自動生成が可能

1枚のキャラクターのイラストをDeepAnimeに入力することで、「瞬き」「話す」といった動作が加わったアニメーションを自動生成できる。

DeepAnimeは、単にイラストからアニメーションを自動生成するだけでなく、音声入力に合わせたアニメーションを生成も可能だ。

デモ動画がこちら。

入力された音声にあわせてキャラクターの口が動いていることがわかる。

誰もが手軽にアニメーションを作成できるように

通常アニメーションを生成するためにはコマ割りにしたイラストが複数枚も必要である。

1枚のイラストからアニメーションを製作するためのツールも存在するが、顔の部位ごとにパーツ分けする、細かく設定を決めるといった作業が必要だ。

一方DeepAnimeは、1枚のイラストを入力すれば自動でアニメーションを生成してくれるため、これまでの複雑な工程が簡単になり、アニメーション活用へのハードルが下がるだろう。

DeepAnimeの具体的なユースケースとしては、

エンタメサービス

  • 任意のキャラクターイラストに好きなセリフを話させるサービス
  • 任意のイラストをアバターとして用い、コミュニケーションできるサービス

アニメーション製作

  • 動き生成の自動化によるクリエーターの手間の軽減

ゲーム

  • キャラクターの話す、瞬きするなどのアニメーション自動生成によるコスト削減

などが挙げられている。

映画やテレビのアニメ、ゲームなど、至る所でアニメーションは活用されている。DeepAnimeのような技術により製作が手軽になることで、これまで以上にアニメーション活用の場は増えるかもしれない。

AlgoAgeのAI製品

AlgoAgeでは、DeepAnime以外にも画像認識、画像生成や音声認識のためのAIを開発している。

リアルタイムモーションキャプチャ技術「AlgoPose」は、モバイル端末で撮影した人の姿勢をリアルタイムに推定できる。

AlgoPoseは入力が画像情報のみのため、深度センサーなど別の機器を用意せずに、モバイル端末のみで利用可能。KerasやTensorFlowといった端末に依存しない技術を用いて開発されているため、幅広いデバイスで導入できるという。

株式会社トライフォートが開発した、誰でもバーチャルタレントになれる配信アプリ「GooMe」にはこの技術が活用されており、自分の顔や体の動きをバーチャルタレントに反映させることが可能。

人の姿勢をリアルタイムで推定可能なAlgoPoseの導入例として、

  • AIトレーナーによるスポーツトレーニングサポートアプリ
  • AIによる転倒検知・異常発見などの見守りサービス

などがある。

DeepAnimeやAlgoPoseといった画期的な技術を開発、提供してきたAlgoAge。公式サイト上ではすでに提供開始されている2つ以外の製品の紹介も掲載されている。今後どのような製品を開発していくのかも注目だ。

source:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000040318.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000040318.html